18年ぶりの阪神のアレに期待も、もはや“災害級の扱い” 「危険を感じたら逃げる勇気を」
阪神タイガースの18年ぶりのアレに期待が高まるにつれ、大阪の繁華街などでは最大級の警戒態勢に。ニュースでも注意喚起が…。
阪神タイガースが優勝マジックを1とし、関西各地で18年ぶりの“アレ”への期待が高まる中、X(旧・ツイッター)では、繁華街などでの騒ぎへの「災害級の警戒感」が話題となっている。
■きょう14日にも“アレ”
今シーズンは阪神が序盤から好調ぶり見せる中、岡田彰布監督や選手のほか、在阪マスコミやファンに至るまで、関西各地で優勝を「アレ」と濁して表現する慎重さが「報道規制レベル」と話題に。
きょう14日に“アレ達成”となるには、阪神甲子園球場で行われる巨人戦に阪神が勝利、もしくは2位の広島が敗れた時点で決定。阪神が引き分けた場合には広島の引き分け、もしくは敗れれば決まる。阪神が敗れても、広島が敗れれば決定となる。
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■過去には繁華街で騒ぎ
その瞬間を前に、大阪の繁華街・戎橋周辺などでは警戒感が高まっている。1985年や2003年の優勝時には周辺に人が殺到して騒ぎに。
2003年の際には約5,300人が道頓堀川に飛び込み、死亡事故も発生した。2005年の際は周辺の通行を規制するなどしたため川に飛び込む人は減ったものの、周辺は大混雑し、酒に酔った人が車道に飛び出したり、車の屋根に上ったりするなどの騒ぎを起こした。
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■「危険を感じたら…」
そのため今回も、大阪府警では1,300人を動員して厳戒態勢に。兵庫県警も甲子園周辺やJR三ノ宮駅などを530人態勢で警備。戎橋周辺のコンビニエンスストアなどの店舗では臨時休業の可能性も示唆している。
昨年10月に韓国・ソウルで発生した群衆事故も記憶に新しいだけに、NHKニュースでは「『アレ』しても事故に気を付けて」と注意喚起し、専門家が「危険を感じたらその場から引き返すことも考えて」と呼びかけた。
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■“災害扱い”にツッコミ
この警戒感に、Xでは「NHKニュース、阪神の優勝について『危険を感じたら逃げる勇気を』 阪神の優勝、台風並みの危険度で読み上げられてて草」「京阪神を超巨大台風が襲うかのような厳戒態勢だね…」「災害扱いは笑う」とツッコミが。
さらに、「(道頓堀)川には近づかないように」「ちょっと様子見てくる…も危険なのでやめてください!」「不要不急の外出は控えて、外に出してる物は家に中に入れて(ペットもしまって)、自宅でテレビの生放送特番を見てください」と呼びかける人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)