『VIVANT』、最終回まで明かされていない「4つの謎」 堺雅人の“不可解な行動”も…
いよいよ日曜劇場『VIVANT』が最終回を迎える。まだ解明されていない「謎」があって…。
17日、日曜劇場『VIVANT(ヴィヴァン)』(TBS系)が最終回を迎える。視聴者の予想を覆す怒涛のストーリー展開が続き、どんな結末になるかハラハラする人も多いはず。
最終回では「4つの謎」が解明されるかがカギになりそうで…。(※この先、一部ネタバレ含む)
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■壮大なストーリーが特徴
『VIVANT』は、商社マンと「別班」と呼ばれるエリート工作員の2つの顔を持つ堺雅人演じる主人公・乃木憂助が、所属部署で起きた誤送金事件を発端に、国際テロ組織や公安などに巻き込まれていく物語。
誰が敵で誰が味方か分からない複雑な人間関係が入り混じった壮大なストーリー展開が特徴的だ。放送直後、ネット上で作中の展開や怪しい人物の正体を予想し合う「考察」で盛り上がる。
最終回を前に、「考察」で話題になるものの、いまだ明かされていない4つの謎を紹介したい。
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■気になる2つの謎
1つ目の謎は、阿部寛演じる警視庁公安部・野崎守のある描写。第7話で野崎のスマホが鳴り、画面を見て目を見開いて驚く姿が映し出された。同シーンは、「別班」に襲撃されたロシアの反政府組織を発見した現場で起き、緊張感のある効果音が流れていたものの、なぜそれほど驚いたのか明らかになっていないのだ。
2つ目の謎は、第1話から登場する少女・ジャミーンの呼び名。ジャミーンは、心臓の持病を抱える少女で、人の善意を直感的に見抜けると言われている。作中で登場する人物達は、彼女を「奇跡の少女」と評しているが、「奇跡」の由来は不明。
彼女の存在が最終回の展開にも重要な影響を及ぼすのか、要注目だ。
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■二階堂ふみは「ラスボス」…?
3つ目の謎は、二階堂ふみ演じるバルカ共和国の医師・柚木薫の正体。先述したジャミーンを家族のように愛する、芯の強い性格。第1話から登場し、主人公・乃木に好意を寄せているかのような描写も見受けられ、一見ヒロインのようなポジションに見える。
だが、第3話で乃木や野崎らとラクダに乗って移動中、行方不明になる事件があったにも関わらず、発見されるまでの経緯が不明だったり、唐突に主人公に「アタック」するなど、不可解な部分も多い。これまで、主人公の味方と思われた人物が最終回になって「ラスボス」だったことが判明する…という展開もあり得るかもしれない。
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■堺雅人の「不可解な行動」
最後の謎は、第7話で乃木が取った「不可解な行動」。乃木の自宅で、乃木と柚木2人で目玉焼きを作るシーンでのこと。乃木が目玉焼きを美味しくする「裏技」を教え、柚木がそれをもとに調理していると、乃木が彼女をスマホの動画で撮影。
「なんですか~」と笑う柚木に、乃木は「きれいだったのでつい」と冗談交じりに話すなど、一見男女のほのぼのしたやりとりに見える。ただ、乃木は柚木を敵だと疑っており、何らかの意図があって撮影していた…という見方もできるのだ。
『VIVANT』最終回は、79分スペシャルで放送される。「4つの謎」は解明されるか──。
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(文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)