松坂大輔氏、藤浪晋太郎がメジャーで飛躍した要因を分析　「良い意味で…」

元西武ライオンズ他・メジャーリーガーの松坂大輔氏が、自身のYouTubeチャンネルでボルチモア・オリオールズの藤浪晋太郎投手について語った。

■スタッフが藤浪投手と対戦経験

藤浪投手と高校時代に対戦したことがあるというスタッフが「松坂さんに藤浪投手のことを聞きたいと言っているので、願いを聞いてほしい」と懇願された松坂氏は、笑顔で快諾する。

スタッフは「僕が高校時代に対戦したときは飛び抜けていた。阪神に入られて不調がありつつもメジャーに。日本の環境からアメリカに変わったときに、メンタリティに変化はあるものなんですか？」と質問した。

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■阪神にいたから…？

松坂氏は藤浪投手について「僕も藤川球児くんが間に入って、一緒にゴルフしたりとかもあるんですけど、もうとにかくマジメだなと。マジメすぎるかもしれない感じがして」と語る。

続けて「普段のピッチングとかを見ていても、遊びがあってもいいんじゃないかなと思って。性格的にそれができなかったのか、阪神という球団にいたからできなかったのか。やりづらい雰囲気っていうんですかね。ピッチングに遊びというか、もうちょっと抜いていいところがあるんじゃないかと思って、いつも気にして見ていた」と話した。

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■メンタル面でプラスに

メジャー移籍後の藤浪投手には「今年からメジャーリーグ・アスレチックスに行って。僕はプラスしかないなって思いましたね」と指摘する。

そして「良い意味でのいい加減さを見られるような気がするんですよね。メジャーでも成績を残している選手なんか見て。メジャーの選手でも適当なところもあるんだっていうのを知ってもらえたら、ちょっと気が楽になるのかななんて、思って見てたんですよね」とコメント。

そのうえで「実際に向こうに行ってから、話ができてないのでわからないですけど。 メンタル面で非常にプラスに働いたんじゃないかなという気はしましたけどね」と話した。

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■マジメな感じが出ないことを…

さらに松坂氏は「序盤は苦しみましたけど、本人も望んでなかったであろうリリーフへの配置転換。そこで結果が出せるようになって。オリオールズはア・リーグ東の首位ですからね。 そこのチームに請われて、必要とされて行ったので、応援するほうは嬉しいですよね」と話す。

また、「アスレチックスのときと、ちょっと状況が変わってくるので。マジメな感じが良くない方向に行かないことを願ってるんですけどね 。ただ、見ていてもコツみたいなものを掴んだんじゃないですかね。フォーム的にもそうだろうし、ボールの扱い方、キャッチャーからの返球」と分析していた。