鈴木亮平主演ドラマ『下剋上球児』 野球の実力も兼ね備えた球児キャストが決定
日曜劇場『下剋上球児』の球児キャストが決定。演技力だけでなく野球の実力も兼ね備えたキャストが集合した。
■「野球に嘘がないドラマにしよう」
同ドラマをプロデュースする新井順子からのコメントは以下の通り。
「野球に嘘がないドラマにしよう」と去年の12月から球児キャストのオーディション募集を始めて、演技はもちろんのこと野球の実技もしっかりと行うオーディションを決行しました。
オーディション中、彼らには伝えていませんでしたが、当初から“野球が上手ではない”というキャラクターもいて、野球の技量がある子だけでなく、技量はないけど必死に練習し食らいついてくるのは誰なのか、周囲を引っ張っていく子はどの子なのか、などオーディション中だけではなく、控室や待ち時間での姿を観察してきました。
長期間のオーディションということもあって、1次審査では評価が低かった子が、練習会や実技審査を経てとても魅力的な顔立ちになったりと驚かされることもたくさんありました。今回参加してくれたキャストさんは、本当に真剣にオーディションに取り組んでいただき感謝しかありません。全員を合格させたい気持ちに駆られましたが、悩みに悩んで12名を選びました。
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■クランクインまで3か月間練習を共に
決定後には脚本の奥寺さんとキャスト1人1人と打ち合わせをさせていただき、キャラクターをどう膨らませようかと考えました。登場するキャラクターは、半分“役”、半分“本人”のような感じになっているかもしれません(笑)。
オーディションを経て、クランクインまでの3か月間練習を共にしてきたおかげで、クランクイン前から結束力は強く燃えたぎっています!
鈴木亮平さん・黒木華さんも先生のように接してくれて本当の学校のようです。彼らが視聴者の皆さんにどう映るのか、今からとても楽しみです。この作品で自分が演じるキャラクターを魅力的にし、さらに視聴者に愛されるキャラクターに育てていってほしいです。
そして彼らが『下剋上球児』で学び・感じたものを生かして、大きく羽ばたいていってくれることを期待しています。
■第1話あらすじ
2016年3月。三重県立越山高校では、生徒や保護者からの人望も厚い社会科教師・南雲脩司(鈴木)が、次年度から野球部の顧問兼監督に打診されていた。しかし、肝心の野球部は1名の部員を除いてやる気のない幽霊部員ばかり。さらに南雲は妻・美香(井川)と2人の子どもとの家庭での時間を大事にしたいと思っており、顧問への就任を頑なに拒んでいた。
そんな中、家庭科担当の教師・山住香南子(黒木)が越山高校へ赴任してくる。南雲と一緒に野球部を強くしたいとやる気満々の山住は、スポーツで実力がある中学生たちを受験前から勧誘。地元の有力者・犬塚樹生(小日向)の孫で名門クラブチームのエースだった翔(中沢)も強豪校への受験に失敗して越山に入学してくることに。
なし崩し的に野球部の手伝いをしていくうちに、穏やかだった南雲の生活が大きく変わっていく…。
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(文/Sirabee 編集部・水元ことし)