お彼岸に「お墓参り」する予定は? 行く派・行かない派が真っ二つに
近頃はお盆に済ませる人も多いお墓参り。お彼岸に行う人はどれくらいいるのだろうか。
20日から始まった秋のお彼岸。なかでも昼と夜の長さが等しくなる春分・秋分の日は、彼岸の「中日(ちゅうにち)」と呼ばれ、その前後3日がお彼岸だ。あの世(彼岸)とこの世(此岸)が最も近くなる日とされている。
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■お盆との違いは
先祖とのつながりを感じる年中行事に、夏のお盆があるが、迎え火をたいて精霊馬を飾るお盆は、自分の住む家にご先祖を迎える行事。お彼岸はその逆に、先祖代々の墓にお参りして墓をきれいにし、先祖を思う日というのが一般的だ。
現代では、お盆休みの里帰りに合わせてお墓参りも済ませる人も少なくないかもしれないが、お彼岸にお墓参りを予定している人はどれくらいいるのだろうか。
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■行く派・行かない派は5割ずつ
Sirabee編集部が、9月8〜11日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「お彼岸のお墓参り」について調査したところ、「ほぼ毎年行く」と答えた人は17.7%。「行く年もある」との回答が最も多く、31.6%。
「ほぼ行かない」が27.5%で、「全く行かない」は23.2%だった。お彼岸にお墓参りに行く人・行かない人は大きく二分されているものの、ごくわずかに行かない派が優勢のようだ。
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■世代差は小さい
なお、お彼岸にはお墓参りしない派のほうをくわしく見てみると、世代差はそれほど大きくなく、60代を除いておよそ4人に1人ほどが「全く行かない」と回答。「ほぼ行かない」と答えた人は、50〜60代が目立った。
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■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)