原辰徳監督の読売ジャイアンツは「2位の可能性も」 高橋尚成氏が独自分析
高橋尚成氏が「厳しいけど巨人の2位も可能性がある」と持論を展開。菅野智之を抑えに起用するプランも。
元読売ジャイアンツ投手の高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネルで、原辰徳監督率いる読売ジャイアンツのクライマックスシリーズ(CS)進出争いについて語った。
■巨人のCS進出にエール
クライマックスシリーズ進出を争う3位DeNAと4位の巨人について、チャンネルスタッフが「直接対決が4試合残っていて、今季の対戦成績は巨人が12勝9敗で有利」と指摘する。
すると高橋氏は「4試合残ってるっていうのはすごく大きいことで。3 ゲーム差までだったらひっくり返すことができるんですね 。4試合取れば不可能ではない数字だと思う」と話す。
そして「チーム単位でも諦めてないですし、 僕らもねやっぱりそれは諦めてないので、なんとかクライマックスに滑り込んでほしいなっていうところもあるんですけど。ちょっとね、 僕は複雑なんですよね、三浦監督とDeNAで親しい仲でもあったので」と語った。
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■DeNAのほうがきつい?
高橋氏はさらに「まあもちろんね、上にいるDeNAのほうがやっぱり精神的にはしんどいと思うんですよね。 追われるほうがきついと思うので」と話す。
続けて「5、6に試合になったときに2.5 ゲーム差がついていたら、これはもう間違いなくDeNAが有利だと言えるんですけど、 10試合ぐらいあると、2.5だとまだわかんねえぞっていう気持ちもね、たぶんあると思うので」と指摘した。
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■巨人は2位もある?
さらに「最後の最後まで目が離せないぐらいの戦いをしてくれるんじゃないかなという意味でね、やっぱり楽しい 。優勝は阪神が決まっちゃいましたけど、2、3位の争いも結構熾烈ですよね」と高橋氏。
そのうえで「現時点で広島とDeNAの差が2ゲームですから、これはまだまだジャイアンツもすごく厳しいけど2位になる可能性もなきにしもあらずで、これもまたちょっとおもしろいなっていうところですね 。今、広島がちょっと下向き加減ではあるので。突き抜けてくれたら広島まで行ける可能性もあるんじゃないか」と持論を展開した。
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■菅野投手をリリーフに
巨人逆転CS進出のキーマンについて高橋氏は戸郷翔征投手を挙げる。そして「7、8、9が重要なポイントになる。戸郷で押すのか、代えるのか」という主旨の発言をする。
そして「総力戦になってくると思うんですよね、最後。ゲームが空いたりすることがあるので、そこにリリーフとして菅野投手を入れるとか。そういうことも考えられるんじゃないかな」と話す。
さらに「先発で行くのか、リリーフをやるのか。チームも見極めながらやっていくと思うし。菅野がブルペンに入って、後から出てきたらこんな心強いことはないんじゃないかなっていうふうに思う」「1戦も落とせないので、そういうのも一つの手」と菅野智之投手のリリーフ起用を提言していた。