千葉県津田沼が誇るこってりラーメン「なりたけ」が激ウマ 背脂がやみつき
「背脂チャッチャ系」として人気のラーメン店なりたけ。気になる味は…。
昨今、飲食店やコンビニで健康志向の人に向けた料理が多い。ラーメン店でも、色とりどりの野菜を入れたもの、麺の代わりに豆腐を使ったものなど、体を気遣ったラーメンが見受けられる。
そうしたラーメンも悪くないが、カロリー等気にせずこってりした一杯を食べたい時もある。千葉県には、「こってり勢」を魅了する最高のラーメンがあって…。
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■津田沼が誇る最強ラーメン
件のラーメン店は、「こってりラーメンなりたけ」だ。なりたけは、1996年に千葉県船橋市でオープン。しょうゆベースのスープに背脂をたっぷり乗せた、“背脂チャッチャ系”と言われる濃厚な味付けが特徴だ。
本店の津田沼店、本八幡店、幕張店と千葉県を中心に、東京・錦糸町店、池袋店、福岡の福岡西新店と計6店舗展開。こってり好きから根強い人気を誇っており、特に「原点」と言える津田沼店はお昼時になると長蛇の列ができる。
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■なりたけの特徴は…
余談だが、千葉県出身で濃いめの味を好む記者も、大のなりたけファン。大学受験で浪人して予備校に通っていた際は津田沼のなりたけに足繁く通い、センター試験(現・大学入学共通テスト)前日の「勝負飯」としてすすったほどだ。
そんなファンの一人として、僭越ながら、なりたけの魅力を紹介したい。今回は、慣れ親しんだ津田沼店を訪れた。なりたけには、醤油と味噌があるが、醤油がおすすめ。
食券を渡す際、背脂の量を「少なめ」「普通」「ギタギタ」の3つから選ぶ。「ギタギタ」はとてつもなく量が多いので、初めて頼む際は「普通」か「少なめ」にしよう。ちなみに、「普通」でも申し分ない背脂が入っている。
厨房をチラッと覗くと、麺とスープをよそった後、平ざるで大量の背脂を丼に振りかける様子が見える。
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■背脂が大量のスープ、気になる味は…
今回は、醤油ラーメン(850円)に味付け玉子(100円)をトッピングし、背脂は「普通」でオーダー。チャーシュー、メンマ、もやし、ねぎ、味付け玉子の上にこれでもかというくらいの背脂が。
スープをれんげですくうと、改めて背脂の多さを実感する。背脂のパンチがありつつも、甘みも感じられて堪らない。一見、脂っこいスープだと思うかもしれないが、不思議と後味はスッキリしている。
麺はコシのある太麺で、スープともよく絡む。トッピングのねぎはシャキッとした食感でやや辛めだが、いいアクセントになる。
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■女性客も多い
“背脂チャッチャ系”ということもあり、「男飯」のイメージを抱く人もいるかもしれない。だが、なりたけには女性客も多い。この日も部活動帰りと思しき女子高生グループがこってりラーメンをすすっていた。先述したようにたっぷりの背脂が乗った見た目に反して、どこかさっぱりした後味なのも起因しているのかもしれない。
なりたけのこってりラーメン、一度食べればやみつきになること間違いなしだ。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。
仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)