登山家・野口健が呼吸困難で即入院へ 「4度目の正直」叶わず弱音&悔しい思い
登山中に呼吸困難に陥り、即入院となった登山家・野口健氏。苦しい心境をつづるも「諦めないで頑張ってください」「生きていたらまた山に登れます」と励ましの声が。
登山家の野口健氏および野口健事務所が日本時間22日までにX(旧・ツイッター)を更新。登山中に呼吸困難になったことを報告した。
■呼吸困難、血中酸素濃度53%に
野口氏はネパールのマナスル(標高8,163メートル)登頂に挑戦中だったが、21日午後6時頃に野口健事務所が代理でXを更新。
「野口ですが、昨日、C2に行き、ベースキャンプに戻る途中に呼吸困難となり、血中酸素濃度53%になってしまいました。酸素吸入を行い、登山隊同行医師に診てもらいましたが、肺水腫かもしれないとのことで、ヘリにてカトマンズにおり、病院にて診察してもらっています」との報告がされた。
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■“4度目の正直”叶わず
それから約5時間後の午後11時頃、即入院となったという野口氏本人がXを更新。
レントゲン、血液検査の結果が出た際には、医師から「炎症反応が非常に高い、白血球の数値も。敗血症に近い状況。これから抗生剤を点滴する」との説明があったことを報告した。
登頂についてはこれまで3度断念していた野口氏。今回は「4度目の正直なるか!」と挑んだ矢先の不運だった。
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■悔しい思い
この日のために身体を仕上げ、気候にも恵まれていたが、「肺をやられ。あ〜マナスル。人と山にも相性があるのかもしれない。マナスルはもうやめにしよう」と悔しさを滲ませる野口氏。
21日の投稿では、「やっぱり、山は登るものではなく、下から眺めるものなのかもしれませんね…」ともつづっていた。
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■「今は休息と考えて」「諦めないで」
この投稿にユーザーからは「とても心配です」「心から、心から、ご快癒を祈っています」「今はおつらいかと思いますが、今は休息と考えて治療に専念されてください」「『下から眺めるもの』って急に思ったのは、もしかしたら『今は安め』の合図だったのかもしれないですよ」などと心配や気遣うコメントが相次いだ。
また、「どうか弱気にならないでください」「諦めないで頑張ってください」「生きていたらまた山に登れます」などと、励ましの声も多数届けられている。