身近な“アレ”で作る即席スプーンが簡単で超便利 これは相当使えるかも…
うっかりスプーンを忘れてしまった際に役立つ、即席スプーンの作り方を警視庁が紹介。実践している人からは「マジで結構使えます」の声も。
警視庁警備部災害対策課が25日、公式X(旧・ツイッター)を更新。牛乳パックで簡単に作れるスプーンを紹介した。
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■意外と忘れがちな“スプーン”
この日、同課は「備蓄食料品をご用意されていると思いますが、スプーンが必ずついているとは限りません。そこで牛乳パックでスプーンを作ってみました」と投稿。
確かにアルファ米など非常用に作られたものであればスプーンが付属していることも多いが、普段から食べるようなレトルトパックや缶詰などにはない場合が多い。また非常時は水道が出ないケースも起こりうるため、洗う必要のない使い捨てスプーンが便利だ。
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■実際に作ってみた
画像では作り方が紹介されており、早速実践してみることに。
まず、洗って開いて乾かした牛乳パックにスプーンの形を描く。
線に沿って切り抜いたら真ん中から谷折りにし、窪みをつけて完成だ。筆者は単純に半分に折って製作してみたがとくに問題はなさそうに感じた。
作ってみた感想としては思ったよりも簡単で、同課は「牛乳パックは普通の紙よりも強度があり、水でふやけることもありません」とメリットも挙げている。
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■「マジで結構使えます」の声
この投稿に「そういえば、昔ヨーグルトを買うともらえたスプーンは紙製だった」「牛乳パックは非常時にいろいろ使い道がありそうですね」との反応が。非常時の食器まで準備が整っていなかった人からは「スプーンの存在忘れてた。危ない」といった気づきも。
実際に活用している人からは「ただ幅2cm、長さ10~15cmくらい短冊状に切って、パック内側面を谷折りするだけでも使える。ヨーグルト、プリン、米飯、カレー…マジで結構使えます」との声もあり、予め何本か作って災害用バッグに入れておくと重宝しそうだ。
そのほか、「きれいに洗った牛乳パックでもアレルギーの発症原因になります」との指摘もみられたので、牛乳アレルギーがある人は使用を避けたほうがいいかもしれない。