悪天候による「欠航や運休」の経験は? 九州・沖縄ではやはり…
今年の夏は台風による航空便の欠航や鉄道の計画運休なども。旅行や仕事にも影響するこうした経験をしたことがある割合は…。
夏の終わりから秋にかけては、台風が多い季節。2023年は、9月8日に東海・関東地方などを襲った13号まで、多くの台風が日本列島に被害を及ぼした。
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■沖縄では足止めも
台風は、暴風や浸水による被害も甚大だが、公共交通機関が麻痺することでより広い地域に影響を及ぼす。
8月上旬に台風が接近した沖縄では、飛行機の欠航により、夏休みでハイシーズンを迎えた観光客が、島内に足止めされることになった。
また混雑や運行中の事故を避けるため、悪天候時には鉄道事業者による計画運休の動きも拡がっている。自分が予約していた便が欠航や運休になってしまった経験者は、どれくらいいるのだろうか。
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■2割が経験済み
Sirabee編集部が、9月8〜11日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「悪天候による公共交通機関の欠航や運休経験」について調査したところ、「何度も経験したことがある」と答えた人は4.6%。
「一度だけ経験がある」との回答が、16.8%だった。欠航や運休で困った経験者や2割強であることがわかった。
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■九州・沖縄で目立つ
東西南北に長い日本列島は、地域によって受けやすい悪天候もさまざまだ。今回の調査結果にも、地域差が見られた。
欠航・運休を何度も経験している割合が最も高かったのは、九州・沖縄で9.9%。一度だけ経験者と合わせると4人に1人を超える。
やはり「台風銀座」と呼ばれる地域のひとつでもあり、こうしたところにも影響が出ているようだ。
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■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)