ファンの“心残り”が爆発? 「千葉ロッテマリーンズ優勝」突如トレンド入りの理由は…
千葉ロッテマリーンズのスタジアムアナウンサーを長年務めてきた谷保恵美さんの勇退が明らかに。ファンからは惜しむ声が多数あがっている。
27日、X(旧・ツイッター)で、突如として「千葉ロッテマリーンズ優勝」がトレンド入り。その要因となったのは、33年間にわたって千葉マリンスタジアムでスタジアムアナウンサー(ウグイス嬢)を務めた球団職員・谷保恵美さんの勇退だった。
■球場の名物アナウンサー
谷保さんは高校、短大時代に野球部のマネージャーを務め、1990年にロッテオリオンズ(当時)に経理担当として入社。翌1991年より場内アナウンス業務を担当した。
語尾を伸ばすアナウンスが特徴で、とくに2016年に引退し、現在2軍監督を務めるサブロー氏をコールする際の「サブローーーー」というアナウンスがおなじみとなっていた。
長く球場の名物アナウンサーとしてファンに親しまれ、昨年7月には公式戦通算2,000試合のアナウンスを達成。きょう27日に今シーズン限りでの退任が報じられた。
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■「一度は言ってみたいセリフ」
今季のパ・リーグはオリックス・バファローズが優勝。きのう26日時点でロッテは4位で、クライマックスシリーズ(CS)進出を争っている。
ロッテは2005年にリーグ優勝と日本一、2010年に日本一となっているが、いずれもビジターゲームだった。
谷保さんは今年2月に放送されたテレビ番組に出演した際、「一度は言ってみたいセリフ」として「千葉ロッテマリーンズの優勝でございます」とのアナウンスを挙げ、「これを言えましたら、私はマイクを置きます。燃え尽きますね」と語っていた。
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■「聞きたかった…」ファン心残り
谷保さんの勇退を受け、ファンからは「谷保さんの声で『千葉ロッテマリーンズ優勝でございます』を聞けなかったのが残念」「谷保さんの口から『千葉ロッテマリーンズ優勝でございます』を聞けなかったのが心残り」「谷保さんによる『千葉ロッテマリーンズ優勝でございます』を聞きたかった…」といった声が。
同様のコメントが多数あがったことから、「千葉ロッテマリーンズ優勝」がトレンド入りすることとなった。
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■CS進出にエールも
ファンからはさらに、「谷保さんのアナウンスじゃないZOZOマリン、想像がつかないな…」「名物アナウンス聞けなくなるのか…寂しい」「お疲れ様だけど寂しいよ」と惜しむ声も寄せられ、他球団ファンからも「ロッテファンじゃないけどマリンにはよく行くので私も悲しい」とのコメントが。
また、「まだ日本シリーズに出て千葉ロッテマリーンズ日本一でございますのチャンスはあるので頑張ってくれ」「意地でもCS行けよ。日シリ出ろよ」「せめてここから勝って1番いい結果の姿で谷保さんを送り出せたら」とチームへのエールも送られている。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)