12年間行方不明の犬が奇跡的に家族の元へ 飼い主が「マイクロチップは重要」と訴え

行方不明の犬が12年後に発見され、家族の元に戻った。犬に埋め込まれたマイクロチップで、身元が判明したという。

ビション・フリーゼ 犬

12年前にアメリカ・アリゾナ州で行方不明になった子犬が、家族と奇跡的に再会した。『FOX News』『KTAR News』などが伝えている。

【写真】12年ぶりに再会した家族と愛犬



 

■愛犬が裏庭から出て行方不明に

スキップ・クランダルさんとローリーさん夫妻は2011年に、3歳のビション・フリーゼであるミニオンを家族に迎え入れた。

しかし1ヶ月後、管理人が誤って住居の裏庭の門を開けっ放しにしていたために、子犬は外に出たまま行方不明になったという。

クランドール夫妻は、保護施設を捜し回り、看板を立てた。隣人もミニオンの捜索に協力したが、結局見つかることはなかった。


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■12年後発見

それから12年後、アリゾナ州マリコパ郡動物管理局の職員アリッサ・サンフォードさんが、シニア犬を保護した。埋め込まれたマイクロチップをスキャンし、飼い主のクランドールさんを特定したという。

サンフォードさんはミニオンを自宅まで送り届けた際に、「もう15歳だし、あまり早く動ける犬ではない」と衰弱ぶりを伝えたが、ミニオンは家族の姿を見て元気に尻尾を振り始めたそうだ。

クランドールさんは「時間がたっても彼は私たちを覚えていました。走り回って生まれたばかりの子犬のようだった」と、愛犬と再会した瞬間を振り返った。


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■15歳の老犬だが元気

ミニオンは行方不明になった所から32キロほど離れた場所にいたが、これまでの10数年間は誰が世話をしていたのか、なぜ路上にいたのかはわからないという。

ミニオンは家に戻ったとはいえ、3歳の子犬時代にはほど遠く、介護を必要とする老犬となった。

愛犬がいなくなり悲しんでいたクランドールさんの3人の子供たちも、ミニオンが行方不明になった当時は8歳、10歳、12歳だったが、今では全員成人している。

クランドールさんは「獣医師に連れて行きました。少し年を取っていますが、あと数年は大丈夫だと思います。他の犬たちとも遊んでいるし、元気に動き回っている。あと歯の治療とちょっとした手術が必要ですね」とミニオンの体調について語っている。


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■マイクロチップの重要性

アメリカ獣医師会の調査によると、マイクロチップをペットの皮下に埋め込んでおくと、迷子になっても最終的に家に戻る確率が2倍以上も上がるそうだ。

クランドールさんは「行方不明の間に首輪を失うことはあっても、チップを失うことはないです。チップがなかったらミニオンを見つけることはできなかった。これはとても重要なことです」と、飼い主たちに愛犬へマイクロチップを埋め込むことを勧めている。

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