“神宮外苑再開発の対立”で対話を可能にする方途 桑田佳祐のメッセージ
倉本圭造氏の尽力で背景を明るみにする神宮外苑再開発問題。さらに寄り添い合う途がある。桑田佳祐の言葉。
■桑田佳祐のメッセージ
何より桑田佳祐が訴えかけているのは、どうなってしまうのか教えてほしいというメッセージだ。もちろん桑田が外苑再開発問題を調べていないわけではなく、それでも答えがわからないこともあるだろう。
まさに欲しているのはリベラル層に寄り添う姿勢であり、最終的には、倉本氏も追求する対話のある社会像である。確かに批判にあたる反対運動も多いだろうが、そうでなくてもわからないことは多い。
人々はあまりわからずとも、ニュースメディアを求め、社会を理解したがり、社会とともにあろうとするのだ。
・合わせて読みたい→31歳男性との交際を母親に猛反対された19歳女性 「母にムカつき失望した」
(文/メディア評論家・宮室 信洋)