原辰徳前監督が近年苦戦した理由は時代の変化に… 江川卓氏が独自見解
江川卓氏が原辰徳氏の巨人監督生活を振り返り、功績を称賛。近年苦戦した理由も解説。
■3回目は難しかった?
3期目となった2019年~2023年まで原氏の監督時代について「3回目になると、巨人の伝統とかやり方っていうのを伝えていかなきゃいけないというのがたぶん、自分のなかに芽生えるんだと思うんですよね」と指摘。
そして「そうするとコーチにある程度任せていくとか、選手に対して言ったほうがいいんだけども、あんまり強く言わなくなっちゃったとか、そういうことが起きてすごく難しかったんではないかなというふうには想像しますね」と語っていた。
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■3期目も2度リーグ優勝
原氏は2018年オフに高橋由伸元監督が3年連続で優勝を逃したことを受け、3期目の監督に就任。2019年は広島東洋カープからFA宣言した丸佳浩選手を獲得するなどして、1年目で優勝を達成した。
さらに2020年も優勝し、連覇を成し遂げている。ただし日本シリーズでは福岡ソフトバンクホークスに2年で8連敗を喫し、日本一になることはできなかった。22年と23年は2年連続のBクラスとなったものの、17年の監督生活で優勝9回、日本一3回の成績は、高く評価されている。