自販機横で発見された大量の針、危険すぎる正体にゾッとした ボトルの中をよく見ると…
自販機横にあるリサイクルボックス内部を作業員が確認すると、予想外なゴミを発見。なんと中には、注射針を捨てる人物もいるという。
自販機横に併設されているリサイクルボックス。こちらは決して「ゴミ箱」ではないのだが、ときには思わず目を疑う代物が不当に捨てられているケースも…。
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■自販機横のオレンジ色
近年、街中の自販機横で見かける機会が多くなったリサイクルボックス。オレンジを基調としたボディカラーや、正面でなく下から容器を差し入れる特徴的な構造のものも多く、通常のゴミ箱との差別化がなされている。
SDGsでも「環境問題」に関する複数の目標が掲げられているように、こちらのリサイクルボックスは、我われ現代人が正しく使わなくてはならない「非常に重要な存在」と断言できるだろう。
しかし嘆かわしいことに、無関係のゴミが捨てられているケースも珍しくない。今回はその、予想外すぎる「驚きの具体例」をチェックしてみよう。
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■「洋画のワンシーン」と思いきや現実の日本
缶（ビン）、およびペットボトルを捨てるのが、リサイクルボックスの正しい活用法。だが、飲料空容器再資源化工場「リサイクル・プラザJB」によると、弁当容器やプラカップなどが捨てられているケースも少なくないという。
そしてさらに、リサイクル・プラザJB担当者の口からは「あまり見かけない例ですが、注射針が入っているケースもございます」と、耳を疑うエピソードまで飛び出したではないか。
思わず、海外映画でよく目にする違法ドラッグの存在が頭をよぎったが…こちらは糖尿病患者などに使用される「インスリン注射」であることが判明。とはいえ、不特定多数の人物が利用する場所に使用済み注射針が放置されているのは、非常に危険である。
もちろん、リサイクルボックスの中身を回収する作業員が特に危険な点は、言うまでもない。リサイクル・プラザJBの担当者は「工場でスタッフが選別した際に針が作業手袋を突き破って刺さる場合があり、けがや感染症などのリスクが考えられます」と補足している。
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■3割以上が誤った利用経験アリ
なお、全国の10〜60代の男女1,000名を対象としたアンケート調査によると、リサイクルボックスに「缶・ペットボトル以外を捨てた」経験がある人物は、全体の32.2%であることが判明。性別ごとの回答傾向を見ると、女性より男性の方が「経験あり」という回答割合が大きいと分かった。
前出の注射針のように、そもそも危険なゴミも存在するが、リサイクルボックスに投入されることで「目に見えないこと」が危険度を増長させるゴミも決して少なくない。
そしてそのような物体が投棄された際、リサイクル業務に従事する作業員が高確率で被害を被る…という、非常に理不尽な事態に繋がってしまう。軽い気持ちで捨てたゴミが予想だにしなかった、非常に大きなトラブルに繋がる可能性があるのだ。
今回の取材に応じてくれたリサイクル・プラザJBからも「回収時に缶（ビン）、ペットボトル以外の物が多く入っていると『ゴミ箱ではなく、リサイクルボックスだということが世の中に早く浸透してほしい』と感じます」とのコメントが寄せられている。
リサイクルボックスは「決してゴミ箱ではない」という点を、いま一度強調しておきたい。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ：1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X（旧・ツイッター）を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉（浦和）や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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（取材・文／Sirabee 編集部・秋山 はじめ）
対象：全国10代～60代男女1,000名 （有効回答数）
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