子供が生まれ、家事・育児の協力を頼んだら… 夫が「放った言葉」に耳を疑う
結婚経験者の約4割が、離婚を考えた経験あり。夫の借金が発覚、妻よりも好きな人ができてしまった……。リアルな体験談を聞いた。
円満な家庭を維持していくためには、お互いが歩み寄り、ときには我慢や努力が必要になることも。このほどSirabee編集部では、「離婚を考えた経験」について話しを聞いてみた。
■「産後の恨みは一生」夫のありえない言葉
“産後の恨みは一生”という言葉もあるように、編集部が話を聞いた人々からも、産後に離婚を考えた人も少なくない状況が伺えた。
ある40代女性は「子供が生まれたとき、育児や家事の協力を頼んだ際に『俺の生活はいっさい変えない』と言われた」と、忘れられない夫の言葉を振り返る。
別の40代女性は「いつでも別れてやるよ! と喧嘩のたび言われる。育児を手伝ってほしいと頼むと『だったら俺と同じだけ稼げ!』と怒鳴られる」と、今まさに思い悩んでいると打ち明けた。
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■4割超、離婚を考えた経験あり
なお、Sirabee編集部が全国の10代~60代の結婚経験者の男女445名を対象に「これまでに離婚を考えた回数」について調査したところ、「何度もある」と答えた人が23.4%、「1~2回はある」が20.9%。
これを合わせた“離婚を考えた経験がある人の割合”は、44.3%にのぼる。
一方で、「一度もない」と答えた人が最も多く55.7%だった。
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■金銭のトラブル、価値観の違い
離婚を考えたエピソードとして目立ったのが、「金銭トラブル」や、一緒に暮らして初めて分かった「価値観の違い」。
30代女性は「夫に借金があったことが発覚したときや、課金をしないと約束しても何回も守ってもらえなかったとき、出産で里帰りした際勝手に何万もお金をおろしてパチンコに行っていたときは離婚を考えた」という。
別の50代女性は「日常的に価値観の違いが積み重なって疲れ果てた」と、長らく悩んだようだ。
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■心に深い傷が残る「不倫」
そして、夫婦間のトラブルとして切り離せないのが「浮気・不倫」の問題。
今回の調査でも「浮気をされた時心の整理がつかずに離婚を考えた」(40代女性)や、「夫の不貞行為」(30代女性)を挙げる人が多数見受けられた。
なかには「妻のほかに好意を抱く人が出来た」(40代男性)と、正直に打ち明けた人も。
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■逃げて! パートナーのDVやモラハラ
そして、目を背けてはならないのが、パートナーからの「DV」や「モラハラ」の問題だ。
編集部が話を聞いた人々からも「殴られたこと」(40代女性)、「夫が結婚したとたんDVをやりだして、我慢をしていましたが、このままでは私がだめになってしまうと思い離婚を考えました」(50代女性)と打ち明ける人が少なからず見受けられた。
違う環境で育った人間同士が家族になるには、多少の努力や我慢も必要。しかしながら、自分の身体や心を傷つけるような相手からは、我慢などせず早急に離れるべきだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)
調査対象:全国10代~60代の結婚経験者の男女445名 (有効回答数)