建設遅れが懸念される大阪万博 6割が「規模縮小」「開催延期」を予想
2025年4月に開幕予定の大阪・関西万博。しかし、パビリオン建設の遅れも報じられており…。
2025年4月13日から開催予定の大阪・関西万博。2005年の愛・地球博以来、日本で国際博覧会が開催されるのは20年ぶりだ。しかし、建設の遅れや建設費増などの問題も報じられている。
■「超法規的措置」の声も
パビリオン建設が遅れ、事故が多発していると言われる状況に、与党からは「残業時間の規制などについて超法規的措置を」といった声まで出ている。
また、インフレだけでなく作業遅れも、コスト増に影響している可能性がある。開催まであと1年半、世間はどのように見ているのだろうか。
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■6割が「影響」を予想
Sirabee編集部は、10月13〜16日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「大阪万博のパビリオン建設」について調査したところ、「余裕で間に合う」と答えた人はわずか2.2%。
「ギリギリ間に合う」が最も多く、41.2%。しかし、開催に何らかの影響が出ると考える人のほうが過半数で、「規模縮小する」が36.0%、「開催延期する」が12.3%、「開催できない」は8.3%だった。
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■男性の目線が厳しい
今回の調査結果を男女別で見ると、建設遅れが開催に影響すると考える人の割合は、男性のほうが多い。とくに男性は、「規模縮小する」と「開催できない」が女性を上回っている。
東京五輪はコロナ禍で1年延期されたが、今は状況も異なる。これからの「追い込み」に注目が集まる。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)