相葉雅紀、新番組『木7◎×部』旧ジャニーズだらけで批判の声　「不安要素」も指摘されて…

26日、嵐・相葉雅紀がMCを務める新番組『木7◎×部（もくしちまるばつぶ）』（フジテレビ系）がスタートする。嵐時代の冠番組『VS嵐』から続く「嵐枠」とあって、相葉の気合いも高まっていることだろう。

だが、同番組の出演者をめぐって、ネット上では厳しい声があがっていて…。

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■相葉メインのバラエティ番組

『木7◎×部』は、芸能人が学校にはない部活を立ち上げ、自ら挑戦するバラエティ番組。毎週木曜19時から放送される。

相葉はMCとしてスタジオで芸能人達の挑戦を見守りつつ、時には自ら部活を立ち上げてロケに繰り出すという。もともと、フジテレビの木曜19時は、2008年から2020年まで嵐5人の冠番組『VS嵐』が放送されていた。

21年1月から、相葉の冠バラエティ『VS魂グラデーション』が後を受け継いだが、今年9月28日で終了。今回も、「嵐枠」として相葉メインの番組がスタートする。

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■「もうジャニーズはお腹いっぱい」

MCの相葉に加えて、えなりかずきがレギュラー出演する。「部活」の参加者には、TOKIO・松岡昌宏、嵐・二宮和也、Hey! Say! JUMP・伊野尾慧、SixTONES・ジェシーらの出演が発表されている。

スマイルアップ（旧：ジャニーズ事務所）所属タレントの出演が多い印象だ。ネット上では、彼らの出演を喜ぶ声も少なくない。

一方で、「問題が起きても旧ジャニーズに頼るのはどうかと思う」「もうジャニーズはいいです。お腹いっぱい」「なんも解決されていないのにジャニーズ詣で…」「相葉くんは嫌いじゃないけど、このご時世になんでメインになれるのか」など、否定的な反応を示す人の声も見受けられる。

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■クレームにつながる可能性も…

スマイルアップは、創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、2回記者会見を行い、17日に社名変更した。相葉の新番組は、同社に対して厳しい目が向けられる中でのスタートとなる。

ある芸能事務所関係者は、「相葉さんやその他のタレントに罪はないのですが…」と前置きしてこう続ける。「性加害問題で騒がれる中、これだけ多くのスマイルアップタレントが出るのは少々タイミングが悪いと思います。ゴールデンタイムの放送なので、視聴者からテレビ局にクレームが寄せられる可能性もゼロではないでしょう」（芸能事務所関係者）。

実際、放送前から先述したような批判的意見も出ており、暗雲が立ち込めている。

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■「嵐枠」に漂う不安要素とは…

視聴者の反応に加えて、「不安要素」は他にもあるという。

「前身である相葉さんの『VS魂グラデーション』は、平均視聴率が3～4％を記録することもあり、苦戦していた印象です。他局の同時間帯は、内村光良さんとサンドウィッチマンの『THE突破ファイナル』（日本テレビ系）や浜田雅功さんの『プレバト!!』（TBS系）など人気のバラエティ番組が多いことも関係しているのかもしれません。相葉さんの新番組がそれらの番組とどう差別化するかがカギになります」（前出・芸能事務所関係者）。

嵐からバトンを受け継いだ『VS魂─』が2年足らずで終了し、性加害問題に揺れる中でのスタートとなる。今回の番組を成功できるか、相葉にとって正念場になりそうだ。

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。
仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『コタツがない家』（日本テレビ系）、『いちばんすきな花』（フジテレビ系）、『ゼイチョー～「払えない」にはワケがある～』（日本テレビ系）。

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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）