岸田文雄首相の所得減税方針は「選挙対策」 ロバート・キャンベル氏がバッサリ
岸田文雄首相の減税意向をロバート・キャンベル氏が「選挙対策」とバッサリ。
24日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、ロバート・キャンベル氏が岸田文雄首相の減税方針をバッサリと斬った。
■岸田首相が減税方針
番組は岸田首相が減税の方針を打ち出した話題を取り上げ、出演者がトークする。
キャンベル氏は「賃金が物価に追いつかないということ。それに対する対策ということであれば、低所得者向けの給付でじゅうぶんじゃないかと思うんですね。定額減税というのは1度行うと、なかなか上げることができない」と指摘。
続けて「1999年の小渕内閣のときに定率減税だったわけですけれども、戻すのに8年間かかったんですね。そうすると財源はどうなるのか。新規国債発行でそれを払っていくと思うんですけど、次の世代にやっぱりそういう負担を残していくというような匂いがすごくしますね」と語った。
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■選挙対策なのかなと…
さらに「あと高所得者たちに今度は定額で少し安くなるんですけれども、 ほとんどが貯蓄に回るんじゃないかと言われてるわけですし。 それがたとえば消費の刺激を目指したいということになればわかるけど、今、インフレで逆方向に今、動こうとしてるわけですから」と解説。
そして「この定額減税と給付の合わせ技は、ちょっと。見てくれは還元していて良さそうに、もれなくみんな楽になれるというふうに思えるんですけど、選挙対策なのかなと思ってしまいますね」と斬った。
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■ダイアナもバッサリ
ダイアナ・エクストラバガンザも「本当にね、おっしゃったみたいに選挙対策だろうなということに尽きるんだけれども。今までさんざん増税、増税と言われてきたこのタイミングで 今、減税を言い出すって。そうなるとじゃあ増税しなくても良かったじゃんという風潮になるのは目に見えている」と指摘する。
続けて「得策ではないよなと思うし、だからって給付金にしても、今まで散々叩かれてるわけで、むしってばらまいてなにをやっているんだみたいな話にもなっているわけじゃないですか。もう詰んでますよね」と語った。
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■増税と減税を同時に議論?
話を聞いたキャンベル氏は「今言ったように、防衛費増額の財源を年末にどうするかということを期限を決めて国会でしないといけないときに、減税をやりましょうって」などと指摘する。
そのうえで「減税と増税を同時に議論をするというのは説明にしにくいと言うか、納得しにくいですよね」とコメントしていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)