阪神タイガース、日本シリーズ初戦で2005年の総得点超え 「逆33−4」に期待の声も
日本シリーズ初戦から“黒歴史”である2005年の総得点を超えた阪神タイガース。あまりの強さから「逆33-4」がトレンド入りする現象まで起きている。
プロ野球日本シリーズの阪神タイガース×オリックス・バファローズ第1戦が、28日に京セラドーム大阪で行われた。試合は阪神が大量リードを奪う一方的な展開となったのだが、X(旧・ツイッター)では“ある記録”に注目が集まっている。
■1イニングで一挙4得点
両エース先発の初戦は序盤から投手戦となったのだが、阪神は5回表に渡邉諒選手が均衡を破る先制タイムリーを放つと打線爆発。近本光司選手、中野拓夢選手の連続タイムリーも飛び出し、球界の大エース・山本由伸投手から一挙4点を奪った。
するとここで、Xでは“ある記録”に注目が集まる。岡田彰布監督が前回就任時の2005年日本シリーズで挙げた計4得点だ。
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■岡田監督が前回阪神を率いた2005年に…
阪神は当時、千葉ロッテマリーンズを相手に日本一の座を争ったのだが、シリーズ通して一方的な試合が続いて4戦全敗。総スコアはなんと33対4という大差で、以降、今日に至るまで使用される「33-4」「334」という屈辱的なネットミームが誕生してしまった。
しかし、今回は初戦の1イニングで早々に4点を獲得し、早くも当時の総得点に並ぶことに。こうして野球ファンの注目が高まる中、6回表には木浪聖也選手がタイムリーを放ち、待望の5点目を加えた。
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■初戦から“黒歴史”超えで歓喜
この一打により、阪神は18年もの間ネタにされていた記録を塗り替えることに成功。Xには「334超え確定!」「阪神さん、ついに2005年を超えた」「334を早くも回避しちゃった…!」「第1戦だけで33-4の総得点を超えた」など、野球ファンの歓喜が相次ぐこととなった。
阪神は続く坂本誠志郎選手にも連続タイムリーが飛び出し、エース・山本投手をノックアウト。その後も猛攻は止まらず、満塁の大チャンスで迎えた中野選手の打席はこの日2本目のタイムリーとなり、リードを7点に広げたのだった。
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■「逆33-4」がトレンド入りする事態に
この猛攻を受け、6回頃からは「逆33-4」なるワードもトレンド入りを果たす。どうやら野球ファンは、6回終わって7-0という圧倒的なスコアに「今年は阪神が33-4の総スコアで勝つのでは」とすら感じた模様。
「阪神強い! これは逆33-4狙ってほしい!」「ここまで来たら逆33-4と思う人たちいるだろうなと思ってたけど案の定で笑うわ」「期待している人いるでしょうね」など、雪辱への期待が相次いでいる。阪神は最終回にも1点を加え、初戦から8点を獲得しているが、この大記録は果たせるだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)