デーブ・スペクター、二宮和也への報道に違和感 「元のジャニーズって全員独立」
独立が報じられた嵐の二宮和也だが、そもそも旧ジャニーズ事務所のタレントは「全員独立」とデーブ・スペクターが指摘。
嵐・二宮和也の独立報道について、29日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)でデーブ・スペクターがコメント。「そもそも意味がわからない」など、メディアの表現に違和感を示した。
■「元のジャニーズって全員独立」
番組が二宮独立の話題を紹介すると、デーブは「ちょっといいですか?」と割って入り、「みんな混乱してると思うんですよ」と指摘。
続けて、「『独立』って言っても、元のジャニーズって全員独立。だって実際そうじゃないですか? 芸能事務所としてはやらないから」と、スマイルアップ(旧:ジャニーズ事務所)が被害者補償専門会社となり、芸能業務は一切行わない点を改めて解説した。
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■「『独立』の意味がわからない」
かつての所属タレントは新規設立される事務所とエージェント契約を結ぶことが発表されているため、デーブはこの点も「暫定的にもみんな辞めることになってるじゃないですか?」「で、エージェントにみんな、おそらくほとんど流れていく」と指摘。
「『独立』の意味がわからない」と続け、メディアの「独立」という表現への違和感を指摘した。
一方、「まぁ言い方は悪いんだけど、二宮さんファンだから。小学生のころから見てるから」としながらも、マネジメント体制の連続性に対する疑問も口にする。
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■スタッフを連れた可能性も指摘
デーブは、「要は、独立とかエージェントとか、なんとかして離脱したがってるんですよジャニーズの時代から。それはすっごくわかるんですけど、実際は意味が違うんですよ正直言って」と指摘。
一旦別の話題を挟んでからも、「独立、またくどいけども…」「大体、円満に辞める人が前にいた事務所のマネージャー、手腕の(ある)マネージャーとか信頼のある人と一緒に行くわけですから。完全に1人でやるって簡単じゃないですよ」と述べた。
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■新規事務所はエージェント契約
ジャニーズ事務所は17日付で社名をスマイルアップに変更し、性被害者の補償のみにあたり、補償が完了した後は廃業する旨を発表。タレントに関しては、11月を目処に新規事務所を設立し、希望者全員とエージェント契約を結ぶともしている。
いわば、かつてのジャニーズタレントは全員が別事務所にもなるため、独立・退所という概念そのものが存在しない形に。デーブはこの点を指摘しつつも、スタッフ引き抜きの可能性にも触れた格好となった。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)