堀江貴文氏、「渋谷かっこ悪いな」 池袋ハロウィンの“平和すぎる光景”に好感の声
ハロウィンに集まらないよう規制を敷いた渋谷区の対応に、堀江貴文氏が言及。ユーザーの中には池袋との違いを指摘する人も。
実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が29日よる、自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。ハロウィンをめぐる渋谷と池袋の違いについて言及した。
■渋谷は仮装が激減
ハロウィンをめぐっては、毎年10月最後の週末になると、渋谷に大勢の若者や観光客が殺到するのが恒例に。
しかし、近年の来訪者数の急増から、群衆事故の危険性などを懸念し、今年は渋谷区が「路上飲み」の制限や、対象エリア内の店舗に対して酒類の販売の自粛を求めるなどして「ハロウィン目的で渋谷駅周辺に来ないで」と呼びかけていた。
今年は28、29日がハロウィン前の週末となったが、例年に比べて人が少なく、とくに仮装をする人が激減。路上飲みをする人の姿もなく、大きなトラブルもなかったようだ。
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■池袋では平和にコスプレ
渋谷区が比較的に静かだった一方、池袋では豊島区がサポートし、若者たちがコスプレを楽しむ「池袋ハロウィンコスプレフェス」が開催された。
同フェスは今年で10年目を迎える有料イベントで、観光客らがコスプレイヤーに手を振るなど平和に盛り上がり、近年の渋谷区とは対照的な光景が見られた。
Xでも、「お酒もなく、自治体が管理して、時間になったらスッパリ終わる池袋ハロウィン。それでもこの集客と盛り上がり。渋谷ハロウィンとは正反対だな」「ハロウィン池袋が圧勝」「渋谷と池袋の雲泥の差」といった声があがった。
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■「渋谷かっこ悪いな」
堀江氏は、渋谷区が路上での飲酒をしないよう呼びかけるバナーに対して、ユーザーが「余計なお世話だよ!」と憤る投稿を引用し、「ほんと!」と同意するなど、渋谷区の対応に疑問を抱いていた様子。池袋の盛り上がりぶりにも触れ、「渋谷かっこ悪いな」とポストした。
この投稿に、ユーザーからも「コロナ前には区も商店街もハロウィンを大歓迎しておきながら、収拾つかなくなったらここまで露骨に排除するのは違和感しかない」「放っといても人が集まるのにもったいない」「世界的なハロウィン名所になるチャンスやったのに」といった声が寄せられた。
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■池袋と渋谷の違いは…
ただ、Xでは池袋と渋谷の違いについて、「池袋ハロウィンは行政に企業も入って、イベントとしてしっかり運営してるからね…コスプレが好きな人達が集まって盛り上がってる。渋谷は騒ぎたい人達が勝手に集まる形というのがね…」といった声も。
「そもそも池袋ハロウィンに来る人達は『純粋にコスプレが好き。自分の好きを最大限に表現したい、楽しみたい』人達。渋谷ハロウィンに来る奴等は『ただ騒いで目立ちたい』だけなので、池袋のようにするのは無理」との指摘も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)