デーブ大久保氏、オリックス・中嶋聡監督への采配批判に怒り　「結果論で…」

デーブ大久保氏がオリックス・中嶋聡監督への采配批判に怒り。「惑わされないで」と呼びかけも。

2023/11/04 01:50

元読売ジャイアンツのデーブ大久保（大久保博元）氏が、自身のYouTubeチャンネルでオリックス・中嶋聡監督への批判に憤りをあらわにした。

■中嶋監督批判に憤り

大久保氏は日本シリーズについて持論を展開したのち、「最近僕は報道を見て思いますけど、中嶋監督のピッチャー交代が、80何球だったとか」と、第5戦の8回裏、中嶋監督が好投の田嶋大樹投手から山崎颯一郎投手に交代し、結果的に逆転を許したことに言及する。

そのうえで「俺ね、よく言ってるよと思って。結果論で言ったら、誰でも言えるだろみたいな。メディアにしても試合前に書いてみろって。試合前に展開を書いてみてよというぐらい」と中嶋監督への批判に怒りをあらわにした。

■「タイミングがあっていた」

さらに大久保氏は「球数が少ないなか代えてって、冗談じゃないです」とバッサリ切る。

続けて「なにがピッチャーを代える条件になるかっていうと、タイミングがあってきたっていう。バッティングってタイミングですからね。いかにタイミングを外すか。いかに差し込ますかっていうことですから」とコメント。

そして「タイミングがあってきたら、中嶋監督のなかで『やばいな、良いスイングをされだしたな』イコール点を取られるってことになるんで。短期決戦のなかでピッチャーを余らせずに使っていくということにおいては、中嶋監督の交代はあたりまえです」と中嶋監督を擁護した。

■「よく采配のことを…」

大久保氏はさらに「昔は原監督が現役のときは、『4番の原が打てなくて負けた』って、選手が非常に叩かれるというかね。選手が非難を受ける報道がもうほぼだったのに、なんか最近はもう監督が非難されることがものすごく多くて」と語る。

続けて「選手よりも監督がなんか言われて。この良い日本シリーズ。我々プロから見たって、こないだまで戦っていたわれわれから見たって、ものすごい采配をしあって、両軍の気迫迫る、今日死んでも悔いがないくらいの戦いをしている。この両チームの戦いをね、よく采配のことを言えるなという感じがね、正直しています」と中嶋監督批判に苦言を呈した。