ソシャゲに課金した経験はある? かなりの男女差も判明
無料で始められるがついついガチャなどで課金してしまうソシャゲ。課金経験者を調べてみたら…。
電車内や駅のホーム、街中で多くの人が見つめているスマホ。画面がチラッと見えてしまったとき、映っていることが多いのはスマホゲーム。いわゆるソーシャルゲームだ。
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■ガチャ課金で有利に
ソシャゲと略されるソーシャルゲームの多くは、ダウンロード自体は無料で誰でもゲームを始めやすくなっている。
また、初心者向けのプレゼントなども豊富に用意されているが、効率的に進めていくためには「ガチャ」と呼ばれるキャラクターや武器などの抽選を行うことになる。
そこでうまく課金させるのが運営会社の腕の見せどころでもあり、ユーザーにとっては「ハマってしまう沼」になる可能性も。実際、ソシャゲに課金した経験者はどれくらいいるのだろうか。
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■4割以上が課金経験
Sirabee編集部が、10月11〜16日に全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、まずソーシャルゲームをしたことがある人は756名。そのうち、課金経験者は43.4%だった。
ソシャゲの経験者自体がかなりの割合にのぼるが、やはり一度始めた人は半数に迫る確率で課金してしまうことが判明した。
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■男女差が大きい
テレビCMやウェブ広告なども数多く実施されているソーシャルゲーム。なかには著名タレントを起用しているものもあったが、とくにテレビCMは視聴者の割合が多い女性をターゲットにしたものだろう。
ソシャゲ自体の経験率はほぼ男女差が見られなかったが、課金経験率は男性が13ポイント以上も上回った。
運営側は、ハマりやすい男性とライトユーザーの女性をうまく見据えながら適度にハマらせ、また飽きられないよう様々な工夫をしているのではないだろうか。
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■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)