古田敦也氏ほど「いじめられた選手はいない」達川光男氏が解説 大乱闘の裏話も告白
達川光男氏が古田敦也氏の「苦労」を告白。村田真一氏を交えてヤクルト対巨人大乱闘の裏話も。
■野口氏がツッコミ
話を聞いた野口氏は「あれはその前があったんですよ。村田さんが被害者なんですよ」と説明。村田氏も「救急車で運ばれていましたよ、頭に当てられて。必死でやってたんですよ、みんな。僕らの時代。今も必死ですよ」と認める。
達川氏が「後にも先にも、あの乱闘はベスト3に入るぞ」と話すと、古田氏は「あれ、僕はいないんですよ」とその試合に出ていなかったことを明かした。
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■古田氏がメガネを…
さらに達川氏は「出てないんだよ。中西が出てるんだよ。中西がこんなにメガネが歪んでさ、『おまえ大丈夫か?』と言ったら、『古田がメガネのアドバイザーをしてたんで、良いメガネを作ってもらった』って。作ってもらったの?」と質問する。
話を聞いた村田氏が「絶対作り話や、本当?」とツッコミを入れると、「それは本当です」と古田氏。達川氏は「チュウ(村田氏)、作り話やないぞ」と笑う。
すると古田氏は「ヤクルトの選手全員です。監督だけは違いますけど」と笑顔を浮かべる。結局立ち話で、1本の動画が終わってしまった。
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■危険球制度導入のきっかけに
達川氏が「3本の指に入る」と語った大乱闘は1994年5月11日のヤクルトスワローズ対読売ジャイアンツ戦。2回表に西村龍次投手から村田氏が後頭部にデットボールを受け激怒して詰め寄るも、倒れてしまい、そのまま病院に運ばれた。
その後木田優夫投手が、バッター西村投手に報復のデットボール。そして西村投手がダン・グラッデン選手に対し顔付近をめがけてボールを投じると、激昂する。
グラッデン選手が中西親志捕手を殴り、大乱闘に発展。中西捕手は顔面を、グラッデン選手も右親指と左小指を骨折。この試合がきっかけとなり「頭部への死球は投手が原則即退場」というルールが導入された。