モーニング娘。鞘師里保、『推しを召し上がれ』で連ドラ初主演 ベストセラー商品の歴史を紐解く新人“広報ガール”を演じる
1月10日深夜1時放送スタートのドラマ『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』。主演は鞘師里保が務め、先輩で教育係を明日海りおが乳酸菌役を橋本さとしが演じることが決定した。
■世界一幸せな原作者として放送開始を待っています
原作者の宮木氏からもコメントが届いている。
宮木氏:この先更に大きな世界へ羽ばたいてゆくであろう素敵なガールの、記念すべき地上波初主演ドラマの原作者という誉れをいただき、大変嬉しく思います。労働で疲れてきた週半ばの深夜。明日への活力につながる、楽しくて美味しい、滋味と善玉菌の溢れる幸せなドラマになることを願っています。
コロナ禍を挟んだため、必要な取材ができない期間があり、原作の執筆には3年かかりました。長く一緒にいたぶん、登場人物・登場微生物たちへの愛もひとしおです。そんな私の重い愛を裏切らない素晴らしい脚本と出演者の方々に恵まれ、今は世界一幸せな原作者として、出演者のファンの皆様と一緒に放送の開始を楽しみに待ちたいと思います。
なお、原作の本は結構ページ数が多く、映像では再現が難しい場面もあり、省かざるを得なかったであろう部分がたくさんあります。もしよろしければドラマの補完として、原作本もお手に取ってみてください。ページを開けばきっとあなたの傍にも橋本さとしが…ほら、そこにいるわ…
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■「乳酸菌オタクと乳酸菌との愛と友情の物語」
プロデューサーの阿部真士氏からのコメントがこちら。
阿部氏:テレ東の深夜で普通のお仕事ドラマを作っても、誰にも見向きもされないと思いますので、とても信頼のおけるスタッフ陣と一緒に“大きな挑戦”をすることにしました。「乳酸菌オタクと乳酸菌との愛と友情の物語」を制作します。
この大いなる挑戦に相応しい主演を迎えました。鞘師里保さん。底知れぬ情熱と頑固さとプロ意識を持った鞘師さんに、ご本人のキャラクターにも似たギャップを演じてもらいたくてオファーしました。2024年、最注目のアーティスト・俳優です。羽ばたきますよ。
さらに、やっと、やっと、念願叶ってご一緒できることになった明日海りおさん。佇まい、オーラ、溢れ出る芯の強さ、そして華やかさ…。企業の顔とも言える広報部にこんなに素敵な方がいたらどんなに嬉しいことか。はじめて演じて頂く役柄、さらに…実は…という秘密。とても楽しみです。
そして、橋本さとしさん。ミュージカル・演劇界の至宝に恐れ多いオファー。しかし、史上初の乳酸菌役を快く引き受けてくださいました。身長184cmの乳酸菌がテレビで初披露され、素敵な声で歌ったり、踊ったりします。
そう、普段は目に見えない乳酸菌ですが、このドラマを見るといかに温かく我々を見守り、支えてくれているかが分かります。まだまだ素敵なキャストが出演してくださる予定です。続報もお楽しみにしてください。
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■ドラマあらすじ
主人公の朋太子由寿(ほうだいしゆず)は、就職活動中に読んだヨーグルトを題材にした創作小説にハマり、小説内で登場する“ブルガリア菌”の大ファンになる。そんな由寿を見た“吾輩”こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)はパッケージから飛び出し、由寿には見えない存在として彼女にとり憑き、行く末を見守ることに。
就活と推し活に勤しむ中、1年後には老舗食品メーカーの「株式会社明和」へ就職し、晴れて社会人としての生活をスタートさせた由寿。同期たちが皆、人事部長からの辞令を受け取る中、由寿の勤務先はまさかの大阪に。不安を抱えながら、新天地の大阪で社会人としての門出をスタートさせる。
はじめての経験に苦労するも、担当先のスーパーの社員から今なお語り継がれる「株式会社明和」伝説の営業社員「おでん先輩」の話を聞いた由寿は気持ちが奮い立たせられ、目標を掲げて仕事に邁進していく。
その矢先、まさかの人事異動で本社の広報部に。慣れない都会での生活と広報部での仕事に苦戦しつつも、先輩社員とともに「明和ヨーグルト」50周年特集の社内報の記事を担当することになり、関係社員へのインタビュー取材を行うことになった由寿。
“乳酸菌を愛しなさい、そうしたら必ず乳酸菌は答えてくれる”、この言葉を胸に、新人広報ガールとしての朋太子由寿の奮闘劇が始まる。
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(文/Sirabee 編集部・ほさかちよこ)