ツイッターから名称変更した『X』の呼び方に慣れた? 6割以上が「ほぼツイッター」
若い世代は「ツイッター愛」が深いのか、世代差も顕著に見られる。
実業家のイーロン・マスク氏によるツイッター買収から、すでに1年以上が経過した。
当初は、連続起業家の頭脳に期待する向きも大きかったが、「Xへの名称変更」「ツイッターバードの廃止」「有料化」など、必ずしもユーザーに歓迎されない施策も立て続けに行われている。
■名称変更には当惑の声も
とくに「ツイッター/twitter」から「エックス/X」への名称変更は、当惑した人が多かったのではないだろうか。投稿は「つぶやき」を意味する「ツイート」と呼ばれていたが、こちらも「ポスト」に変更。
「リツイート/RT」も「リポスト」に変わってしまったが、「RP」という略称はまだあまり浸透していないようだ。一方で、「X」という名前についてはどうなのだろうか。
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Sirabee編集部が、11月10〜12日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「Xの呼び方」について調査したところ、「Xとしか呼ばない」と答えた人はわずか4.1%。
「たまにツイッターと呼ぶ」という答えが33.9%。最も多かったのは「ほぼツイッターと呼ぶ」で、45.1%を占めた。なお、「今後もツイッターと呼ぶ」という強硬派も16.9%存在する。
こう見ると、買収から1年経った今も、まだ6割以上は基本的には「ツイッター」と呼んでいることがわかる。
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■若い世代はツイッター愛か
幅広い年齢層に使用されているXだが、呼び方の慣れには世代差もあるのだろうか。今回の調査を年代別に分析してみると、Xと呼ぶ割合が最も高かったのは50代。「常にX」が5.4%、「たまにツイッター」は37.9%だった。
一方、若い世代はむしろツイッターへの愛が深いのか、10〜20代では「ほぼツイッター」が51.8%に。30代では「今後もツイッターと呼ぶ」が2割に及んでいる。
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■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)