吉田輝星トレードの背景を岩本勉氏が分析 「一人前になってくれ」とエールも
岩本勉氏がオリックスへのトレードが決まった吉田輝星にエール。日本ハム入団の黒木優太も歓迎。
■黒木投手にもエール
その後も岩本氏は自身がかつて背負っていた18番をつける吉田との思い出や、黒木投手の印象を語る。
そして「もしバファローズで跳ねるような活躍があったときに、『ほらファイターズ、もう少し辛抱すれば』じゃなくて。もう1つ違った角度の指導やアドバイスを彼に武者修行のように差し出したということですよ」と話す。
続けて「新しく入ってくる黒木優太投手。彼にも期待を寄せて。ファイターズに来てのし上がろうとしているチームのなかで、黒木投手いい成績残してくれてありがとうねみたいな、そんな2024年シーズンにしたいやんか」とエールを送った。
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■吉田投手にエール
岩本氏はトレードに「電撃すぎる情報で頭の中がパニックですわ」と驚きをあらわにする。
そのうえで「これだけはぶれない。本当に吉田輝星。がんばってくれよ、一人前になってくれよ」と叫び、「中嶋監督よろしくお願いします」とメッセージを送っていた。
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■スター性のある吉田投手
吉田投手は金足農業高校時代にチームを準優勝に導き、2018年のドラフト1位で日本ハムに入団。スターとして期待されたが、苦しいシーズンが続いた。
今季は1軍3試合登板で防御率は9.00、2軍でも2勝5敗防御率4.80。しかしそのスター性やストレートの威力を評価する声も少なくない。
一方黒木投手は立正大学から2016年のドラフト2位で入団し、1年目に55試合登板、6勝3敗25ホールド、3セーブと活躍。2019年にトミージョン手術を受け2シーズン登板がなかったものの、2022年に復活。気迫を前面に出した速球と鋭く落ちるフォークに定評がある。