阪神・岡田彰布監督、流行語トップテンの印象を問われ「ほとんど意味わからない」

流行語大賞に選ばれたタイガース・岡田監督の「アレ」。他の新語トップテンについては関心が薄いようで…。

岡田彰布

プロ野球・阪神タイガースの岡田彰布監督が1日、東京・丸の内で開催された「2023 ユーキャン新語・流行語大賞」表彰式に出席。自身の発言「アレ(A.R.E.)」が年間大賞に選ばれたことに喜びを見せつつ、阪神・佐藤輝明選手が考案した「アレンパ(連覇)」というワードを大絶賛した。



 

■セ・リーグ優勝=アレ

今年、38年ぶり2度目の日本一を決めた阪神タイガース。シーズン開始前から、岡田監督がリーグ優勝のことを「アレ」と呼んでいたことが注目され、一躍人気ワードに。

それをもじって、2023年のチームスローガンは「A.R.E.(Aim=目標、Respect=敬意、Empower=力づける)」となり、最終的には日本一という大偉業を成し遂げたことで、さらに知名度が高まった。


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■日本シリーズ優勝=アレのアレ

そしてこの日、栄えある流行語大賞に選ばれ、岡田監督は「まさかここまで影響力を与えるとは思っていなかった。(チームが勝っていって)関西ではアレという言葉を聞かない日がないくらい、インパクトがあった」と振り返る。

「もう18年間(リーグ)優勝していないチームです。なので目標=リーグ優勝=アレということでスタートし、リーグ優勝。しかし、はっきり言ってその後の『日本一』をどんな言葉で呼ぶか考えていなかったんです。それで言葉に困り、『アレのアレ』しかないなぁとなった」と岡田監督。…そしてアレのアレ(日本一)を達成してしまったのである。


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■「アレンパ」がお気に入り

佐藤輝明

「新しい学校のリーダーズ」や「蛙化現象」「生成AI」など他の流行語トップテンで気になるワードを問われた岡田監督は、「あんまりわかんないね(笑)。『生成AI』とか最近の言葉はそんなのばっかりで、一年間野球だけやっていると、他の話題が気にならない。ほとんど意味もわからない」と岡田節。

一方で、タイガースの佐藤選手が先日発案した「アレンパ(連覇)」というワードが非常に気に入っているようで、「ええ言葉ですね。タイガースはこれまで連覇がなくて、(リーグ優勝が)あっても1年おき。なんとか来シーズンは初の連続優勝を決めたい。シーズンが始まれば、『アレンパ』がより浸透していくはず」と笑顔を見せた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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