元警察・自衛隊が明かす“さすまたのおすすめの使い方”が意外 「すごい勉強になった」の声も
元自衛官・警察官のYouTubeチャンネル『ガチタマTV』で「さすまた」のおすすめの使い方を紹介。これは意外かも…。
先月、東京・御徒町の貴金属店で発生した強盗事件では、男性従業員が“さすまた”を駆使して犯人グループを撃退。一部始終を収めた動画ではさすまたがおおいに活躍しており、同時に意外な使い方について注目が集まっている。
■プロの目線で分析
事件から2日後、元自衛官・警察官が護身術等を発信しているYouTubeチャンネル『ガチタマTV』に「刺股の使用法 元警察、自衛隊の特殊部隊員が解説」という動画がアップされた。
元警察機動戦術部隊・田村忠嗣氏と元陸上自衛隊特殊作戦群・長田賢治氏が出演し、同事件を振り返りつつさすまたのおすすめの使用方法を紹介していた。
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■おすすめの使い方は…
「さすまた」といえば、相手の動きを封じることを目的としているため、鎮圧したい相手に押し付けて使うようなイメージを持つだろう。しかし、男性従業員はさすまたを上から下に何度も叩きつけ圧をかけるように使用していた。
一見イレギュラーな使い方に思えるが、田村氏と長田氏はこの使い方を「素晴らしい!」と絶賛。理由については、相手を押さえつける本来の使い方は難易度が高く、捕まえても逃げられやすいと問題点を指摘する。相手を怪我させずに制圧するという特性上、訓練を積んだ警察などでなければ効果を発揮しづらいようだ。
そのため、「とにかく殴る」というのがハードルが低くも効果的なさすまたの使い方でおすすめだという。
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■「説得力がある」の声も
とはいえ、さすまたは先端に重さがあるため、ただ単に叩くといえど扱いずらいと語る田村氏。「さすまた持つんだったら木刀を持ちましょう」と独自の考えも述べていた。
意外と知らないさすまたの使用方法に、動画には「素晴らしい動画だと思います」「もの凄く説得力があります」「すごい勉強になりました」「こんなにわかりやすい動画は他にない」といった反響が相次いでいた。
さすまたは使う機会がないに越したことはないが、いざという時のために有効な使い方を知っておくのが重要だろう。