「LINE通話」と「電話機能」どちらを使っている? かなりも世代差も
無料で便利なLINEの通話機能。通話品質も悪くなく、電話以上に使っている人も…。
通話やメッセージ機能が無料で便利なコミュニケーションツール・LINE。スマートフォンは、そもそも携帯電話なので通話機能がついているが、今や電話よりもLINE通話のほうをメインで使う人も少なくないかもしれない。
■LINEは無料が魅力
携帯電話キャリアも、家族や登録した人との通話を無料にするといったサービスを提供しているが、LINEの場合は基本的に誰とでの通話も無料。メッセージの送受信もパケット通信料以外はかからず、wifi環境下ならそれも無料だ。
今の時代、LINE通話と電話機能、どちらを使っている人が多いのだろうか。
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■過半数が「LINEメイン」
Sirabee編集部が、11月10〜12日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「携帯での通話」について調査したところ、「ほぼLINE通話」と答えた人が最も多く、30.0%。
「LINE通話が多い」が24.2%で、LINEメイン派が5割を超えた。「電話機能が多い」が20.2%で、「ほぼ電話機能」派は25.6%だった。
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■世代差も顕著に
LINEは2011年に誕生し、もう10年以上続くサービスだが、それでも電話機能のほうが歴史はずっと古い。今回の調査においても世代差が大きく見られた。
10〜20代では「ほぼLINE」が45.6%。「LINEが多い」が33.3%で8割がLINEメイン派だ。一方、60代ではLINEメインは36.3%。50〜60代では4割弱が「ほぼ電話機能」と回答している。
この傾向を見ると、電話機能を使う人は今後も減少傾向が続きそうだ。
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■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)