LINEの通知を煩わしく感じた経験は? 意識差の分かれ目となった世代は…
大人数のグループチャットに入った時など、とくにたくさん届くLINEの通知だが…。
未読・既読を確認することができ、スタンプ1つでもコミュニケーションができる便利なアプリ・LINE。その名の通り、ライフラインのように活用している人も少なくないだろう。
画像をもっと見る
■通知は煩わしい?
ただ、便利な一方で、多くの人が使っているがゆえに起きる問題も。さまざまなグループチャットに加えられ、とくに人数が多いグループの場合などは通知が鳴り止まないこともあるはず。
いちいちミュートにしていけばいいのだが、未読を示すバッジは消えない。少し煩わしい仕様だ。こうした通知をウザく感じたことがある人は、どれくらい存在するのだろうか。
関連記事:「ひと夏の恋」は実在するのか 4人に1人が学生時代に、一部は大人になってからも…
■7割が「煩わしい」
Sirabee編集部が、11月10〜12日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「LINE通知を煩わしく感じた経験」について調査したところ、「何度も煩わしく感じた」と答えた人が23.7%。「少しは経験あり」が最も多く、44.6%だった。
じつに7割が、LINEの通知を煩わしく感じた経験があるという数字だ。「ほとんど経験なし」は14.9%、「全く経験なし」は6.0%だった。
なおインターネット調査ということもあり、今回の調査でLINE未使用者は10.8%だった。
関連記事:せっかくの洗濯物が雨に濡れてしまった経験は… 被害者は8割、何度も食らった人も
■40代以下では顕著に
すでに10年以上使われているサービスではあるが、若い世代にとくに普及している印象があるLINE。今回の調査結果でも、世代差が見られる。
10代〜40代では、通知を何度も煩わしく感じたという人が2〜3割に。一方、50代以降ではその半分程度にとどまった。
関連記事:「LINE通話」と「電話機能」どちらを使っている? かなりも世代差も
■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
・合わせて読みたい→「LINE通話」と「電話機能」どちらを使っている? かなりも世代差も
(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)