ドラマ『下剋上球児』最終回、甲子園で異例の大規模ロケ 圧巻の光景に鈴木亮平も「一生忘れられない」
きょう17日に最終回を迎えた『下剋上球児』。そのクライマックスとなった甲子園でのアルプススタンドの光景に、主演の鈴木亮平も感激した。
俳優・鈴木亮平主演のTBS系日曜劇場『下剋上球児』(日曜・よる9時)がきょう17日の第10話をもって最終回を迎え、クライマックスシーンで、地上波ドラマとしては異例の兵庫・阪神甲子園球場での大規模ロケが実施されたことが明らかになった。
■アルプススタンドが緑一色に
同ドラマは、高校野球を通じて、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描いたドリームヒューマンエンターテインメント。
最終回は、越山高校野球部が見事に“日本一の下剋上”を成し遂げ、甲子園に出場した。そのラストシーンでは、越山カラーの緑色に染まった甲子園球場のアルプススタンドを前に、笑顔を見せる南雲(鈴木)や山住(黒木華)、球児たちの姿が見られた。
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■特別な光景に感激
このシーンの撮影が行われたのは11月中旬。地上波ドラマでは異例の甲子園ロケということもあり、足を踏み入れたキャストは興奮を隠せない様子に。
すでに季節は秋だったが、夏の甲子園大会を再現するべく、夏の装いをした5,000人以上のボランティアエキストラが参加。3塁側のアルプススタンドは緑一色となった。
この光景を目にした鈴木は、「アルプススタンドで大勢の方が越山のタオルを掲げていて、そのときの景色は特別でしたし、横にいた球児たちもすごくいい顔をしていて、一生忘れられない光景です」とコメント。ロケ終了時には、キャスト陣がボランティアエキストラに向けて挨拶し、スタンドは大盛り上がりとなった。
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■関東近郊や三重県でもロケ
同作では甲子園球場以外にも、関東近郊や三重県でも球場ロケが行われ、毎回多くのボランティアエキストラが参加。
高校野球の臨場感を再現するために大歓声やブラスバンド、チアリーディングなどで協力を受け、黒木は「たくさんの方に参加していただき、エキストラの皆さんを含めてできた作品だと思います」と振り返った。