堀江貴文氏、自民党安倍派の裏金疑惑めぐる特捜部の“本音”を推察 「本当は…」
堀江貴文氏が、自民党安倍派の裏金疑惑に言及。捜査をする特捜部についての考えを話した。
実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が16日、自身のYouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』を更新。自由民主党の清和政策研究会(安倍派)の裏金疑惑を捜査する東京地検特捜部の“本音”を推察した。
■安倍派の裏金疑惑
同派をめぐっては、政治資金パーティー収入を裏金化した疑惑が浮上。
パーティー券販売でノルマを超過した議員にキックバックし、派閥側・議員側双方の収支報告書に記載せず、隠していた疑いが持たれている。過去5年間で総額5億円を裏金化をしたと見られているとのこと。
その中で、この疑惑を捜査する特捜部が検事を増員し、大規模となる50人体制にしたことが報じられた。
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■特捜部の思惑を想像
メディアで大きく取り沙汰されており、世間の関心事となっているこの疑惑。
堀江氏は「けっこう盛り上がってるじゃないですか。『自民党の議員、裏金作りやがってた!』みたいな」「ボロカスに叩かれてるんで」と疑惑の注目ぶりを捉えた上で、「特捜部はそこまでやりたくなかったんだけど、ここまで騒がれちゃったら(捜査を)やらざるを得ないよね、ってなってるような気もするんですよ」との所感を述べる。
注目度の高まりを受けて「50人に増員して、やらないといけないと」と特捜部が影響されていると考えているようだ。
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■堀江氏「本音としてはやりたくない」
今回の騒動では、1人が裏金化した金額として、多い議員で4,000~5,000万円ほどだと報じられている。
堀江氏は裏金の金額に触れて、「一生懸命頑張って(捜査を)やったところで、せいぜい略式起訴して罰金刑みたいな。罰金50万円とか罰金20万円みたいな話になってしまう可能性があるんですよね」と予想。
罰金刑のみで終わると、特捜部としては格好がつかないと考え、「なので、本当は本音としてはやりたくない」と特捜部の考えを推察していた。
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■「即逮捕してくれ!!」の声
堀江氏の動画を見た視聴者からは、「裏金や賄賂ある奴は即逮捕してくれ!!」と憤る声が上がったほか、「パーティをやるのがそもそもおかしいって」「どう決着をつけるのか…」といったコメントも届いた。
裏金疑惑のある同派の大臣は辞任し、政権への不信感が高まる中で「堀江党はいつできるの?」と堀江氏に期待する視聴者も見られる。