橋上で遭遇したレアすぎる標識、指示内容に目を疑う 「初めて見た」とネット民驚愕…
人気観光スポット・江の島で発見されたレアすぎる標識。思わず目を疑うデザインが、大いに話題となっているのだ。
道を歩いていると、必ず目にするのが道路標識。多数の種類が存在するものの、日常生活の中で目にするタイプとなると、数は大分絞られてくる。
しかし以前X(旧・ツイッター)上では、思わず二度見してしまう「レアすぎる標識」が話題となっていたのをご存知だろうか。
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■この通行止め、何かがおかしい…
今回注目したいのは「株式会社ゼンリン」公式Xアカウントが投稿したポスト。
「そういえば先日、江の島でレアな『車両通行止め』の標識を見かけました」と綴られた投稿には、「歩行者通行止め」と表す標識の写真が添えられている。しかしその上の丸い標識は、何やら見慣れぬ物体の通行を禁止している模様。
なんと、こちらの物体は「大八車」を表していたのだ。
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■「大八車単品はレア」と驚きの声
大八車といえば、かつて荷物の輸送に使われていた木製の人力荷車。しかし令和の現代においては「現物を見たことがない」どころか、「名前すら知らなかった」という人も少なくないだろう。
こちらのポストは、投稿から数日で5,000件近くものリポストを記録するほど話題に。他のXユーザーからは「今どき大八車使ってる人、おるん…?」「大八車単品はレアやな」「これは初めて見た」「しょっちゅう江の島行ってるのに、気づかなかった」など、驚きの声が多数寄せられていた。
ゼンリン担当者に話を聞いたところ、こちらの写真は7月ごろに神奈川県藤沢市の「江の島大橋」にて撮影したものと判明。
担当者は「普段、リヤカーや大八車を押しながら移動しないため、そこまで気にしてなかったのも事実ですが、発見時は『運転免許教習の教本で見た以来じゃないかな…この標識』という感想を抱きました」と、振り返っている。
そこで今回は、こちらの標識の詳細について探るべく「神奈川県警察」ならびに「藤沢警察署」に取材を敢行することに。すると、思いもよらぬ「歴史の1ページ」が明らかになったのだ…。