徳光和夫、ラジオ生放送で山本由伸の加熱報道に不快感 「悔しくて仕方がない」
徳光和夫がラジオ生放送で山本由伸投手の加熱報道や契約金の高さに不満を吐露。MLBは「世界2位の舞台」と持論も。
23日放送の『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)で、徳光和夫がロサンゼルス・ドジャースと契約合意した山本由伸投手について語った。
■山本投手のドジャース契約に徳光が…
徳光は番組冒頭「山本由伸投手がドジャースに決まったようでありますね」と切り出す。
アシスタントの石川みゆきが「これはもう、今朝のスポーツ紙が一斉にドジャースブルーになっていますね」と指摘すると徳光は「本当ですねえ。 ちょっとまた楽しみですよね。背の高さがずいぶん違うんだね、大谷選手と山本選手。並んだ写真がありましたけどね」とコメントした。
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■MLBは「世界2位」
さらに石川が「WBCのときに、この選手が良いなと、大谷さんは思ったんでしょうかね?」と質問すると徳光は「大谷も良いと思ったし、ドジャースも良いと思ったのでは」と持論を展開する。
続けて「第53回日本プロスポーツ大賞」で侍ジャパンが大賞になったことに触れ、「今年最高のシーンはWBCでしょ。日本は世界一になったわけですよ。世界一に導いたその2人が世界2位のアメリカで野球をやるということを、皆さん、ぜひひとつ覚えておいてほしい。世界2位のアメリカという土俵で野球をやる」と話した。
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■メディアの報道に苦言
石川が山本投手の契約ついて「460億円を超えている。すごい」と驚くと、徳光は「なんで世界2位を日本のスポーツメディアが取り上げるのかと思うほどでありますけどね」とコメント。
そして「日本のスポーツメディアは、日本が世界一になったにもかかわらず、世界一はアメリカだと思っているんでしょうね、日本のメディア全体がね。それが私は腹立たしいと言うか、悔しくて仕方がない」と語った。
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■契約金の高さに危機感
徳光は番組中盤の「朝刊ウォッチング」のコーナーでも山本投手の契約について「とにかく破格ですよね、メジャーリーグ。なんでこんなに出せるのかと思ってしまうんですよね。積年契約ですからそうなのかもしれないですけど」と指摘。
そして「年契約にしても、日本の球団ではとても出せないような金額を出す。それが世界2位のアメリカでなぜ実現するんだという。みんな行っちゃいますよ、世界2位の国へ」と危機感をつのらせていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)