ナイツ塙宣之、『M−1』で優勝した令和ロマンに93点をつけるも…“ある苦悩” 「本当に勇気がいる」

『M−1グランプリ2023』の審査員を務めたナイツ・塙宣之が、今回の各組の採点について自ら解説。得点を付ける際の苦悩についても明かしている。

2023/12/25 12:50


ナイツ塙宣之・令和ロマン

お笑いコンビ・ナイツ塙宣之が25日、公式YouTubeチャンネル『ナイツ塙会長の自由時間』を更新。24日よるに行われた『M−1グランプリ2023』の審査について自ら解説し、採点をする際の“苦悩”を明かした。

【動画】『M−1』の採点について自ら解説



■第1回以来のトップバッター優勝

今大会では、ファーストラウンドにトップバッターとして登場した令和ロマンが、転校生をテーマにした漫才でいきなり爆笑をかっさらい、648点を獲得。トップバッターとしての歴代最高得点となった。

令和ロマンは最終決戦でも、ドラマ『下町ロケット』を思わせる町工場を題材にしたネタで安定した実力を見せ、第1回大会の中川家以来となる、史上2組目のトップバッターによる優勝を果たした。


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■「本当に勇気がいる」

大会の審査員を務めた塙は、ファーストラウンドで令和ロマンに93点という高得点を付けた。

『M−1』に限らず、採点競技では最初の演技者の得点は後の基準となるため、低く抑えられがちになる。

塙は、「トップバッターから点を抑えるっていうのは、もうそういうことでもないのかな…というか。松本(人志)さんもおっしゃってたんですが、本当に勇気がいるんですよね。95点とか6点っていうのはさすがに付けられないんですよね。その後のウケ、きょうのお客さんが軽いのか重いのかも分からない状態で、思い切った点数っていうのはなかなか付けにくい」と悩んだことを明かす。


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■「めちゃくちゃウケてましたし…」

塙はファーストラウンドの全10組の中で、令和ロマンのほか3番目で登場したさや香、6番目に演じたヤーレンズの3組に最高得点の93点を付け、結果としてこの3組が最終決戦に進出した。

「自分の中で、トップバッターで93点を付けさせていただいて、そこはやっぱり令和ロマン、めちゃくちゃウケてましたし…。令和ロマンって人間力もあるし、しゃべくりもできるし、コントもできる。そういうところもちょっと(影響が)ありますよね」と、高く評価していたことを説明した。


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■「来年以降も続投」願う声

塙の解説に、ファンからは「塙さんの審査はやっぱり的確で好きです」「番組的にはそりゃ後半にもっと盛り上がったコンビが欲しかったし審査員も高得点付けたかっただろうけど、冷静に判断されて令和ロマンが勝ち進んでくれて良かったです!」「令和ロマンに93点付けてそれがそのまま最高得点なの本当痺れました!」と共感のコメントが。

塙といえば、お笑いコンビ・ミーナに『M−1』にまつわるドッキリを仕掛けたことが批判されて炎上状態となり、本番でも松本らにイジられていたが、「冷静な分析ができてると感じるお方だから絶対に審査員は続けてほしい」「塙さんと松本さんの得点と審査コメントが一番しっくりきた。プロ漫才師でありプロ審査員のお二人にはこれからもずっと漫才界を盛り上げていっていただきたいです」「誰もが審査員として認めてると思います、ぜひ来年以降も続投お願いします」といった声も寄せられている。

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■『M−1』の採点について自ら解説
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