神社やお寺の初詣にはつきものの「おみくじ」　内容を気にするかどうかは男女差も

いつも神社やお寺にあるものだが、初詣の際はとくに引く人が多い印象があるおみくじ。年の初めにひくと、一年の運勢を占えるように感じられるものだ。

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■8割が「おみくじ引く」

Sirabee編集部は、12月1〜8日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、「おみくじを引く」と答えた人は全体の82.0％。かなり高い割合だが男女差も大きく、女性のほうが引く人が9ポイント多い。

占いやスピリチュアル系には、男性より女性のほうが興味を示す傾向があるが、おみくじについても同様のようだ。

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■5割弱は「良い時だけ」

多くの人が引くことがわかったおみくじだが、その内容・結果については大吉から凶まで悲喜こもごもだ。良い時、悪い時、それぞれ気にするのだろうか。

今回の調査で合わせて聞いてみたところ、「すべて気にする」と答えた人は18.4％。「良い時だけ気にする」との回答が最も多く、46.0％。「悪い時だけ」が17.3％だった。

引くにも関わらず「気にしない」と答えた人も18.3％存在する。5割近い人がそうしているように、「良い時だけ気にする」というのは、精神衛生上も好ましい対応かもしれない。

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■女性のほうが「気にする」

なお、おみくじの内容を気にするかどうかについても男女差が見られた。とくに「良い時だけ気にする」という人は10ポイント以上、女性が多くなっている。

男性は、おみくじを引くものの「気にしない」という人が4人に1人に迫り、一緒に行った人とつきあいで引く人も多そうだ。

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■執筆者プロフィール

タカハシマコト：ニュースサイトSirabee編集主幹／クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ（TCC）会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』（アスキー新書）『その日本語、お粗末ですよ』（宝島社）

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（文／Sirabee 編集部・タカハシマコト）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間:2023年12月1日～12月8日
対象:全国10代～60代男女1,000名（有効回答数）