松井裕樹はパドレスでもクローザーで起用される？ 江川卓氏が独自見解
江川卓氏がパドレス・松井裕樹の起用法を予想。役割によって投げるボールが違ってくる？
元読売ジャイアンツの江川卓氏が自身のYouTubeチャンネルでサンディエゴ・パドレスに入団が決まった松井裕樹投手について語った。
■松井投手がダルビッシュ投手と同僚に
松井投手がパドレスでダルビッシュ有投手と同僚になったことを江川氏は「助かるんじゃないですか」と語る。
そして「ダルビッシュさんは後輩にいろんなことをアドバイスをするのが好きな方のようですから、チームの事情とか日本とメジャーの違いを、誰もいないよりは早くわかると思いますので。 溶け込みやすいし、良かったと思いますね」と分析。
続けて「誰もいないっていうより、ダルビッシュさんがいてくれたほうがものすごく速く溶け込めると思いますね 。難しいんですよ、誰もいないと。僕もメジャーじゃないけど行ったとき思いました」「（いろいろと）教えてくれるでしょうからね。それは大きいんじゃないですかね」とコメントした。
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■スタッフがクローザー起用の可能性を指摘
パドレスの投手事情についてスタッフは「今シーズン33セーブを挙げたヘイダー投手がFAとなったので、クローザーの補強っていうのは1個の課題としてパドレスにはある」と指摘する。
そして「阪神で活躍したスアレス投手がいるので、松井選手がセットアッパーになるのか。ただスアレス投手は最近不調というところもあったので、結果次第では松井選手がクローザーを務めることもあるかなと思うんですけど」と質問をした。
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■江川氏の見解は？
江川氏は「クローザーになったらフォークボールを増やすでしょうね。 カーブよりもフォークボールの連投で1イニングになるでしょうから」と解説する。
さらに「セットアッパーというか大事なイニングの左バッターに対してワンポイントというやり方をするんであれば 、それはカーブというのが非常に有効になると思いますので。投げる場所によって使うボールが変わっていくと思いますね」と指摘。
続けて「最後のころを見ていると、1番フォークボールが効いてるので。 ちょっと外側に逃げていくいう落ち方をしてましたけど、そのボールがメジャーでも1番効くと思いますので 。ストレートを少しボール気味に投げておいて、フォークボールで勝負するっていうやり方が1番良いのかなと思います」と話した。
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■2年連続セーブ王を獲得
松井投手は2022、23年に連続セーブ王を獲得。防御率1点台と安定しており、メジャー球に対応することができれば、パドレスでもクローザーを務める可能性がある。
パドレスはダルビッシュ投手に加え、阪神タイガース時代にセーブ王を獲得した経験を持つロベルト・スアレス投手が在籍。日本球界を代表する抑え投手が揃うことになった。
