大野智の気持ちは変わらず… 嵐、「1460日間の空白」で活動再開が絶望視
今年11月、デビュー25周年を迎える嵐。「復活」を期待される5人だが、大野智の気持ちは変わらないようで…。
2024年、嵐がデビュー25周年を迎える。アニバーサリーイヤーでの活動再開に期待する声も多いが、5人を取り巻く状況は芳しくない。
特に、一時的に表舞台から離れている大野智の思いは変わらないようで…。
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■メンバーを取り巻く状況は…
嵐は1999年11月にデビュー。スマイルアップ(旧:ジャニーズ事務所)の中でも絶大な人気を誇ったが、2020年末でグループでの活動を休止。
過去に、5人は周年のたびに特別なアニバーサリーライブを開催したため、「デビュー25周年」という節目の年での復活が期待されていた。だが、メンバーには“逆風”が吹き荒れている。
二宮和也は昨年10月に事務所を独立。独立後も嵐のメンバーであることを強調しているが、現在は個人事務所で活動中。
相葉雅紀と櫻井翔は仕事で苦戦を強いられている。嵐時代の冠番組を受け継ぐ形でスタートした、相葉MCの『VS魂グラデーション』(フジテレビ系)は昨年9月に終了し、櫻井MCのバラエティ番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)も今年3月に終わる予定だ。
松本潤は昨年のNHK大河ドラマ『どうする家康』で主演を務めるも、『週刊文春』で撮影現場での「パワハラ疑惑」が報じられ(スマイルアップ、NHKはパワハラの事実を否定)、厳しい目を向けられた。
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■「沖縄に生活拠点を完全に移す」説も
グループの活動休止と同時に、芸能活動も休止中(事務所には所属)の大野も復帰する気配はない。あるテレビ局関係者は、嵐の活動再開のカギを握るのは大野だと指摘する。
「大野さんは『一度、何事にも縛られず、自由な生活がしたい』という思いで芸能界から離れました。嵐には“一人がやりたくないと思ったことはやらない”というルールがあります。彼が了承しない限り、アニバーサリーライブやイベント開催はあり得ませんよ」(テレビ局関係者)。
表舞台から離れて4年経つが、現在の大野の様子はというと…。「東京と沖縄の宮古島を行き来しているようですが、宮古島にいる時間のほうが長いようです。一部のメディアでは現地で土地を購入し、バーでオーナーを務めていると報じられています。業界内では『このまま生活拠点を宮古島に移すのではないか』とも囁かれています。今のところ、大野さんが活動再開を望んでいるという話は聞こえてきません」(前出・テレビ局関係者)。
現在も「自由な生活をしたい」気持ちは変わらないのだろうか…。
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■「1,460日間の空白」に懸念
活動休止以前、5人そろった一体感のあるパフォーマンスでたくさんのファンを魅了してきた嵐。ステージから離れて月日が経つにつれ、こんな懸念も囁かれている。
あるレコード会社関係者が語る。「大規模なツアーを開催していた頃、嵐は毎年ダンスの練習をしていました。ただ、何年も踊らない状態が続けば、いくら彼らといえども、感覚を忘れてしまう可能性があります。4年という休止期間は、ダンスの技術が低下しかねないギリギリのラインだと思います。これ以上、空白期間が長引くと、ライブ開催は難しくなるかもしれません」(レコード会社関係者)。
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■「25周年」はいわくつきの年で…
11月3日にデビュー25周年を迎えるが、かねてからファンの間で25周年は「いわくつき」と囁かれているそうだ。前出のレコード会社関係者は、「スマイルアップのグループが25周年を迎える前後、何かしらマイナスの出来事が起きる印象です。SMAPは25周年の16年に解散し、TOKIOは元メンバーの山口達也さんが18年に不祥事を起こした影響で翌年の周年ライブができず社内独立しました。V6も、20年に25周年の配信ライブを終えた翌年解散に。嵐がここを乗り越えられるか、正念場になるでしょう」と、説明する。
5年前の19年、嵐の活動休止を発表する記者会見を開いた際、解散を心配する報道陣に対して、メンバーは「解散ではない」と強調していた。もう一度、5人で“嵐”を巻き起こす日は来るか──。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)