冬に手袋を使う人の割合は… 北海道・東北より着用率が高いエリアも
今年は「暖冬」と言われるがそれでも手先は冷えるもの。どれくらいの人が手袋を使っているのだろうか。
気象庁が昨年11月に発表した3ヶ月予報では、「暖冬」と予測されていた今年の冬。実際、東京の大晦日や元日は、厚着だと暑く感じるほどの陽気だった。
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■自転車などでは必須
とはいえ、自転車やオートバイ、電動キックボードに乗る際、そうでなくても寒い日には身につけたくなるのが手袋。自転車やバイクに乗る人はそのありがたみをよく知っていることだろう。
冬に手袋を使う人・使わない人の実態はどうなっているのだろうか。
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■6割強が「使う」
Sirabee編集部が、2023年12月1〜8日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「手袋」について調査したところ、「手袋をしない」と答えた人は36.9%。6割強の人は、冬は手袋をつけることがわかった。
つける人の中では、「革製の手袋」が12.3%、「ニット手袋」が圧倒的に多く、50.8%だった。風を通さない革製手袋は防寒性が高いが、手に入りやすく安価なニットのほうが手軽なのだろう。
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■首都圏で高い使用率
南北に長い日本列島は、冬の厳しさも地域によって大きく異なる。今回の調査結果にも地域差があるのか検証してみると…。
意外にも地域差としての傾向は顕著ではなく、手袋の着用率は、北海道・東北よりも東京を含む南関東や近畿地方のほうがやや高くなった。
北海道・東北、南関東、近畿、九州・沖縄では、革製手袋の使用率が1割を超えている。ただ、全体としてはやはり、九州・沖縄の手袋使用率は低く、50.5%だった。
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■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)