あの人は自分をどう思っているの… 約5割が抱いている「人間関係」での不安
人間関係では、なにかと悩みが尽きないのが苦しいところで…。
できることなら、人から嫌われることは避けたいのは当然の気持ちなのかもしれない。しかしあまりにも嫌われることを恐れていると、精神的な負担になってしまうだろう。
■約半数「嫌われていないか不安」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「自分の性格」に関する意識調査を実施したところ、全体で46.9%の人が「自分が嫌われていないかと常に気にしている」と回答した。
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■若い世代に多く
年代別で見ると、男女ともに若い世代ほど割合が多くなっているのが特徴といえるだろう。
今現在、人に嫌われていないかを気にして毎日を過ごしている人も、年齢を重ねればあまり気にならなくなる場合もあるのかもしれない。
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■仲のいい友達でさえも
常に人から嫌われているか不安になっている20代女性は、「物事を悪く考える癖があり、とくに人間関係に関することを気にしすぎてしまうんです。相手に嫌われているのではないかと考えてしまい、勝手に一人でネガティブになることが多くて…。もちろん嫌われるようなことはなにもしていないのですが、ただ不安なんです」と話す。
仲のいい友達にさえ不安を持つことがあるようで、「微妙な関係の人が相手ならまだしも、普段から仲良くしている友達に対してもたまに疑ってしまうことがあります。おそらく私自身の自己肯定感が低いために、『自分なんかと一緒にいて楽しいのだろうか』など悪い風に考えてしまうのでしょうね。本当に、よくない癖です」と続けた。
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■よくも悪くも図太く
若い頃と比べて人の目を気にしなくなった40代男性は、「若い頃は嫌われるのが怖くて、いろいろと考えすぎてしまうこともありました。ただ年齢を重ねるにつれて、あまり人からどう思われているかを気にしなくなってきたんです。精神的に成長して、よくも悪くも図太くなってきたのでしょうね」と語る。
付き合いが減ったのもあるようで、「若い頃よりも、人付き合いが少なくなってきたのも影響があるかもしれませんね。仕事での付き合いはもちろんありますが、仲良くしていた友達も家庭を持って会う機会がなくなりましたし。人と会うことが少ないので、人間関係の悩みも減ってきたのだと思います」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名