西島秀俊&芦田愛菜共演『さよならマエストロ』 “無人オーケストラ”コンサートを開催
日曜劇場『さよならマエストロ』の放送に先駆け、あす13日と14日に“無人オーケストラ”コンサートのイベントを開催。西島秀俊が演じるマエストロの気分を味わえる。
俳優・西島秀俊と女優・芦田愛菜が共演する日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)が14日よる9時よりスタートするのを前に、あす13日と14日に、“無人オーケストラ”コンサートのイベントが行われる。
■音楽界から離れた天才マエストロ
同ドラマで西島が演じるのは、20代から海外で活躍し、数々のオーケストラと共演してきた才能のあるマエストロ(指揮者)・夏目俊平。大好きな音楽に常にアパッシオナート(情熱的)に向き合い、演奏家の情熱を呼び覚まして火を灯していた。
しかし、俊平は音楽以外の才能はゼロで、家事は何一つできない“ポンコツ”の一面も。さらに超マイペースかつ天然な性格の持ち主でもある。
5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は俊平のもとを去り、俊平は音楽界から離れていたが、日本のとある地方の廃団寸前の市民オーケストラの指揮をするため、数十年ぶりに帰国する。
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■オーケストラのサクセスストーリーも
父親とは真逆で音楽を嫌い、音楽のない人生を送っていた俊平の娘・響(芦田)は、5年前の事件をきっかけに父と決別していたが、その父が突然帰国することになり、気まずい同居生活をすることに。天才ゆえに娘の気持ちが分からない俊平が、父として娘と向き合う中で、5年前から時間が止まっていた娘の人生を少しずつ動かしていく…。
さらに、廃団寸前の市民オーケストラ「晴見フィルハーモニー」をめぐり、俊平が自らのやり方で個性豊かな団員たちの悩みを解決し、オーケストラとしてもう一度立ち上がっていくサクセスストーリーも見どころとなる。
これまで、西島と芦田のほか、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、佐藤緋美、久間田琳加、大西利空、石田ゆり子、淵上泰史、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二、西田敏行らの出演が発表されている。
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■無人コンサートでマエストロ体験
ドラマのスタートに先駆け、あす13日の正午から20時までと、14日の午前11時から20時まで、東京・渋谷モディ店頭プラザにて、“無人オーケストラ”コンサートのイベントが開催される。
無人オーケストラとは、オーケストラの各奏者の演奏をそれぞれ収録し、その音源を、実際に奏者の座席位置に合わせて設置したスピーカーから出力することで、あたかも目の前で演奏が行われているかのような立体的な音響が聴こえる、不思議な体験を楽しめる催し。
さらに、来場者が指揮台に立つことで、本物のマエストロの世界の追体験も。渋谷のど真ん中で、夏目俊平になった気分を味わうことができるイベントになっている。
なお、曲目はベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」で、実際の指揮は川瀬賢太郎氏、演奏は神奈川フィルハーモニー管弦楽団が担当している。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)