権藤博氏、“歴代最強のピッチャー”を選定 「1年目から21勝6敗…」
権藤博氏が下柳剛氏のYouTubeチャンネルで「歴代最強のピッチャー」を語った。
■38勝4敗のときは…
杉浦氏について権藤氏は「2年目か3年目で38勝4敗をしたときは、カーブよりもまっすぐが下から浮き上がってきて、みんなかすりもしなかった」とコメント。
さらに「かっこいい。プロに入るときに、俺は上からで杉浦さんは下からだけど、杉浦さんみたいに柔らかくシュッと良い球を投げたいと、まねはしてきたけどね」と振り返る。
そして「稲尾さんはもう仕草から全部ものまねをした。稲尾さんはスリークォーターからサイド。俺はジャンプして上から下に投げる上下のピッチャーでまねたけど、出来上がったのは全然違う」と笑っていた。
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■1シーズン42勝の大記録
権藤氏が「歴代最強」と絶賛した稲尾氏は通算276勝137敗、防御率1.98。1961年に記録した1シーズン42勝はNPB最高記録で、「今後、上回る投手は出ないのではないか」といわれている。
杉浦氏は南海ホークスのエースとして活躍し、通算187勝106敗、防御率2.39。1959年には38勝4敗と活躍しチームを優勝に導くと、読売ジャイアンツとの日本シリーズで4連投4連勝。南海の日本一に大きく貢献した。