リュウジママの「至高のちゃんちゃん焼き」 手軽なのにお酒も米もヤバいくらい進む…
リュウジママの「至高のちゃんちゃん焼き」はフライパン1つでできるのに濃厚な味噌味が後を引く美味しさ。
魚を使ったレシピというと煮魚や焼き魚などシンプルな調理法を思い浮かべる。しかし、リュウジママが紹介するのは「至高のちゃんちゃん焼き」。北海道の郷土料理だが、フライパン1つで簡単に作れるという。気になったので、編集部でも作ってみた。
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■鮭がぐっと美味しくなる調理法
今回使う材料はこちら。
生鮭:200~250g
キャベツ:200g
にんじん:40g
玉葱:120g
エリンギ:100g
調味料は味噌がベースだ。
油:少々
味噌:大さじ3
砂糖:大さじ1と1/2
酒:大さじ1
味の素:5振り
バター:15g
黒こしょう:適量
「魚だけではなく野菜がたっぷり摂れちゃうからこれ以外は何も入らないわよ」とリュウジママ。
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■鮭の美味しさが引き立つ
鮭は小骨があったら取り除き、塩こしょうをして置いておく。にんじんは薄切り、玉ねぎは8mm幅、キャベツとエリンギは手で適当な大きさに割く。「手でちぎるとキャベツのギザギザが増えて味が染みやすくなるの」とリュウジママはいう。
砂糖、味噌、酒、味の素を入れて混ぜておく。ちゃんちゃん焼きに使う味噌は無添加のものがおすすめ。出し入りの味噌を使うと出しの味が邪魔してしまうことがある。
フライパンに少量の油を引き、皮目を下にして鮭を焼いていく。両面に焼き色がついたらいったん取り出そう。
鮭の匂いがついた油を一度拭き取り、再び少量の油を加えて火が通りにくいにんじんと玉ねぎを先に炒めていく。玉ねぎが透き通ってきたらキャベツとエリンギを入れよう。すべての野菜が入ったら軽く塩こしょうをしてよく炒める。
野菜から水分が出てしんなりしてきたら、鮭を戻し味噌だれを入れてバターを乗せる。あれば小ネギを散らし、黒こしょうを振ったら完成だ。
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■鮭のうまみと野菜の甘さがヤバい…
鮭を少し崩しながら味噌だれに絡めて食べる。最初に鮭を焼いているのでジューシーな仕上がり。野菜もしっかり火を通したので甘い。シンプルな味噌だれとの相性が最高だ。「最高傑作」とリュウジママも太鼓判を押す。味噌バターで食べるちゃんちゃん焼き、お酒にもごはんにも合いすぎる1品だ。
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■執筆者プロフィール
池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)