よく耳にする「タコハイ」って何? 実際に飲んでみたら意外な味わいで驚いた
巷で話題の「タコハイ」を記者が初体験。公式がおすすめするアレンジレシピも試したところ…。
近年ちょこちょこ耳にするようになった「タコハイ」。存在自体は知っているが、味は知らない…という人は多いのではないだろうか。じつは記者もその1人で、気になったので試してみたら意外な発見があったので紹介したい。
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■タコハイとは…
そもそも、タコハイとは現在は主にサントリーが販売している「こだわり酒場のタコハイ」のことを指す。ジャンルとしてはサワーであり、ほのかな柑橘の口あたりと焙煎麦焼酎が生み出す香ばしい風味が特徴だ。
シンプルかつ爽やかな飲み口であるため、お酒そのものをしっぽりと堪能するというよりは、食事と合わせて楽しむのがコンセプトのよう。ちなみに、ネーミングの「タコ」の部分については “多幸”の意味が込められており、決して“蛸”とは関係がないようだ。
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■意外な味わいに驚き
実際に飲んでみたら、たしかに柑橘系の心地よい香りが印象的で、雑味がないすっきり系のサワーといった感じ。「こだわり酒場」という前置きのせいか、お酒の玄人向けかと思ったが、記者のようなお酒に詳しくないライト層でも楽しめたので一安心。
かなり飲みやすくてバランスがいいため、確かにこれは様々な食事と合いそうだ。どのような食事と合うのか…とネットを漂っていたらサントリーの公式YouTubeで意外な動画を発見。
タコハイのアレンジレシピが紹介されており、これはかなり興味深い。実際に試してみることに。
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■アレンジに挑戦
アレンジは4種あり、それぞれの材料は「ガリ」「ミニトマト」「梅干し」「おろし生姜」。実質、生姜が2つあるため相当相性がいいと推測できる。
いずれも試してみて、個人的に好みであったのは「おろし生姜」。さっぱりとしたタコハイに、生姜の香りやピリッとした辛味が絶妙にマッチしていて、飲みごたえが格段にアップする。入れる量で風味や刺激の度合いを細かく調整できるのも嬉しいポイントだ。
そして梅干しも想像以上に相性バツグン。梅干しならでは風味や酸味がプラスされて、果肉の食感も心地良い。しその風味が強いものやはちみつ漬けなど、選ぶ梅干しの種類によって表情を変えてくれるのも面白い。
なお、残りの2つは美味しいのだが、おつまみとして別で食べたい…と思ってしまったので、ここはそれぞれの好みだろう。もちろんアレンジなしでも美味しいため、まだ飲んだことがないという人は一度試してみるのも良さそうだ。