青汁王子、『セクシー田中さん』めぐる批判に警鐘 「こんなときだからこそ…」
急死した芦原妃名子さんの『セクシー田中さん』をめぐる問題。青汁王子こと三崎優太氏は「SNSでの発言が必要以上に大きくなったのが問題」と推測する。
実業家の「青汁王子」こと三崎優太氏が30日、自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。急死した漫画家・芦原妃名子さん(享年50)の人気漫画『セクシー田中さん』をめぐる問題に言及した。
■脚本めぐるトラブル
同作は昨年10月に日本テレビでドラマ化されたが、この脚本をめぐるトラブルを、芦原さんがSNSで告白。
「漫画に忠実にし、忠実でない場合は加筆修正をする」「ドラマオリジナルの終盤も、原作者があらすじからセリフまで用意し、原則変更しない」ことを条件としたものの、実際には大きく改変されたために加筆修正していたことや、9話、10話の脚本を急遽自身が書いたことなどを明かしていた。
そして、28日に「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」との言葉をXに残し、29日に死去したことが報じられた。
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■「傷つける言葉は控えるべき」
三崎氏は「芦原妃名子さんのドラマ脚本問題での急逝について、SNSでの発言が必要以上に大きくなったのが問題だな」と推測する。
「今、ネット上で関係者への非難が始まってるけど、こんなときだからこそ、他人を傷つけるような言葉は控えるべき」と呼びかけつつ「でも、勇気を持って声を出した人がこんな結末を迎えるのは、おかしいよね」と記した。
三崎氏の冷静な意見にコメント欄には「亡くなった方への敬意を大切にしたい」「わからない周りが想像で参加するのは良くないね」「SNSは便利ですが凶器にもなりうるので、誰かを傷つけることがないように1人、1人が気をつけないとだめですね」との声が集まっている。
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