信号待ちの車窓から赤ちゃんを外へ出す人物が… 「恐怖感じた」目撃者の投稿動画が物議
信号待ちの際、後続車の男性が窓から赤ちゃんを突き出すのを目撃した運転手。その行動に恐怖を感じて動画を撮影し、自警団のアカウントに投稿した。
赤ちゃんを車に乗せる場合、大人たちは神経をはりめぐらせる必要がある。シンガポールの道路で起こったある出来事について、『AsiaOne』『mothership』など海外メディアが伝えている。
■赤ちゃんを車窓から外に…
16日、シンガポールのゴンバックドライブ沿いの交差点で信号待ちをしていた車の運転手が、ある動画を撮影して自警団「SG Road Vigilante」のFacebookに投稿した。
運転手は、後続車の男性が赤ちゃんを車窓から外へ出していることに気づき、恐怖を感じたためにドライブレコーダーの映像も共有。「バックミラーを確認したら、男性は2回続けて赤ちゃんを窓の外で抱きかかえるようにしていた」と、当時の恐怖を語っている。
また動画内では男が、同乗者から赤ちゃんを取り上げる様子も確認できる。運転手は「同乗者は赤ちゃんを膝の上に乗せていた」と振り返っており、赤ちゃんがチャイルドシートに座っていなかったことも分かっている。
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■批判や疑問の声も
動画を見た人たちからは後続車の男性に対し、「赤ちゃんに信号機を見せようとして、未熟な父親だ」と推測する声や、「子供は座席に座らせないといけない」といった批判の声が上がっている。
一方で、「車は停止している。何がそんなに恐ろしいの?」という疑問や、「映画『ライオン・キング』でシンバが誕生後に抱き上げられる象徴的なシーンを再現しているのではないか」といった冗談めかしたコメントも寄せられている。
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■罰金もしくは懲役の可能性あり
シンガポールの道路交通法によれば、身長が1.35メートル未満の場合、年齢を問わずチャイルドシートの使用や、調節可能なシートベルトで固定することが義務付けられている。
これらを使用・着用していないことが判明した場合、運転手や同乗者には最高1,000シンガポールドル(約10万円)の罰金もしくは最高3ヶ月の懲役、またはその両方が科せられる可能性がある。
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(取材・文/Sirabee 編集部・田中サワ)