【DeNA】三浦大輔監督も熱視線 ドラ6ルーキー・井上絢登が「フルスイングを続けていきたい」と決意

沖縄でキャンプをスタートした横浜DeNAベイスターズ。マルハニチロが営む養殖マグロの餌付けも体験し…。

2024/02/05 18:30


横浜DeNAベイスターズ

2月1日から沖縄県宜野湾市で春季キャンプをスタートしたベイスターズ。連日好天に恵まれ4日、順調に第一クールを終了した。全体練習を見終えた三浦大輔監督は「全員が元気にやってました」と満足感を口にした。



■指揮官から名指しで評価

その中でも「井上はほんとにゲージ中で全てフルスイングっていうか、いい振りしていたなって感じは見てました」とドラフト6位のスラッガーに注目した。

井上絢登は徳島インディゴソックスで2年連続、ホームラン王と打点王の二冠王に輝き、アイランドリーグのアワードでMVPとベストナインに選出と結果を残し、満を持してプロ入りした期待の星。

監督の期待を聞いた井上は「ありがとうございます」と笑顔。持ち味でもあるフルスイングには「練習でしっかりできないと試合で振れない」との自覚があり「やっぱり1球1球大切にしていくのが大事だと思うので、ゲージではそピッチャー想定して練習しています。それは続けていきます」とキッパリ。

ルーキーの一軍帯同メンバー4人の中では1番の年上ながら、指名順位は1番下の現実に「自分はやっぱり1番下のドラフト6位なんで負けないように、追いついて追い越せるように頑張っていきたいなと思います。もっと存在感を残せるように頑張ります」と決意表明した。


関連記事:三浦大輔監督「とにかく自分のことだけ考えて」 “DOCK式・秋季トレーニング”開始で個々のレベルアップにフォーカス【DeNA】

■明日から第2クール

5日には春季キャンプのスポンサーのマルハニチロが営んでいる養殖マグロの餌付けも体験。

その後は脂のり十分のトロに舌鼓をうち「本当に美味しい」とエナジーチャージとリフレッシュも完了した。明日からは第2クールに突入し、紅白戦などの実戦的な練習へと移っていく。

チームでもトップクラスのスイングスピードと、内外野を守れるユーティリティ性は魅力十分。独立リーグで培ったハングリー精神を武器に「ハマのケンティー」は開幕一軍を目指して突き進む。


関連記事:【DeNA】ベイスターズ春季キャンプの振り分けを発表 A班・宜野湾抜擢の若手注目株はだれ?

■執筆者プロフィール

萩原孝弘:1971年生まれ。生まれも育ちも横浜の生粋のハマっ子で、大洋が横浜に移転して以来、一貫してホエールズ〜ベイスターズファン。

23年のオフィシャルイヤーブックもライターとして参加した。あくまでもファン目線で、独自のインタビューコラムや記事を各媒体で執筆中。

・合わせて読みたい→横浜DeNA・上茶谷らがランチ特打に登板 神里ら打者4人相手に快投

(写真・取材・文/Sirabee 編集部・萩原孝弘

ベイスターズ再建録 ―「継承と革新」その途上の10年―【Amazonでチェック】

横浜DeNAベイスターズ三浦大輔
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング