【DeNA】三浦大輔監督も熱視線 ドラ6ルーキー・井上絢登が「フルスイングを続けていきたい」と決意
沖縄でキャンプをスタートした横浜DeNAベイスターズ。マルハニチロが営む養殖マグロの餌付けも体験し…。
2月1日から沖縄県宜野湾市で春季キャンプをスタートしたベイスターズ。連日好天に恵まれ4日、順調に第一クールを終了した。全体練習を見終えた三浦大輔監督は「全員が元気にやってました」と満足感を口にした。
■指揮官から名指しで評価
その中でも「井上はほんとにゲージ中で全てフルスイングっていうか、いい振りしていたなって感じは見てました」とドラフト6位のスラッガーに注目した。
井上絢登は徳島インディゴソックスで2年連続、ホームラン王と打点王の二冠王に輝き、アイランドリーグのアワードでMVPとベストナインに選出と結果を残し、満を持してプロ入りした期待の星。
監督の期待を聞いた井上は「ありがとうございます」と笑顔。持ち味でもあるフルスイングには「練習でしっかりできないと試合で振れない」との自覚があり「やっぱり1球1球大切にしていくのが大事だと思うので、ゲージではそピッチャー想定して練習しています。それは続けていきます」とキッパリ。
ルーキーの一軍帯同メンバー4人の中では1番の年上ながら、指名順位は1番下の現実に「自分はやっぱり1番下のドラフト6位なんで負けないように、追いついて追い越せるように頑張っていきたいなと思います。もっと存在感を残せるように頑張ります」と決意表明した。
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■明日から第2クール
5日には春季キャンプのスポンサーのマルハニチロが営んでいる養殖マグロの餌付けも体験。
その後は脂のり十分のトロに舌鼓をうち「本当に美味しい」とエナジーチャージとリフレッシュも完了した。明日からは第2クールに突入し、紅白戦などの実戦的な練習へと移っていく。
チームでもトップクラスのスイングスピードと、内外野を守れるユーティリティ性は魅力十分。独立リーグで培ったハングリー精神を武器に「ハマのケンティー」は開幕一軍を目指して突き進む。
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■執筆者プロフィール
萩原孝弘:1971年生まれ。生まれも育ちも横浜の生粋のハマっ子で、大洋が横浜に移転して以来、一貫してホエールズ〜ベイスターズファン。
23年のオフィシャルイヤーブックもライターとして参加した。あくまでもファン目線で、独自のインタビューコラムや記事を各媒体で執筆中。
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(写真・取材・文/Sirabee 編集部・萩原孝弘)