リュウジ氏の「至高の卵巾着」を試したら… 簡単なのにしっかり出汁が沁みていて感動
リュウジ氏の「卵巾着」は簡単節約レシピなのに漬け込み不要で激ウマ。おふくろの味を思い出す優しい味。
油揚げをに具材を包んだ袋煮はいろいろあるけれど、手間がかかったり味が染み込むまでに時間がかかりそうなイメージがある。料理研究家・リュウジ氏が紹介する卵巾着は、漬け込まずに味の染みた袋煮ができるという。早速編集部でも試してみた。
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■コスパも良し
材料はこちら。
鰹節:3g
水:180cc
みりん:大さじ1
しょうゆ:大さじ1
砂糖:小さじ1/2
塩:1つまみ
味の素:5振り
油揚げ:3枚
卵:6個
調味料は家にある基本のものばかり。「油揚げは1番安いやつでいい。その方が開きやすいから」とリュウジ氏はいう。節約できて美味しいなんて最高すぎるが…。
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■作り方も簡単
まずは、かつお節を電子レンジで40〜50秒ほどチンして、香りを出しつつ乾燥させる。パリパリになるので、手で揉むようにして粉状にしておこう。魚粉のような感じだ。
油揚げは半分に切る。卵を小さめの器に一度割ってから、油揚げの中に流し込む。卵が割れてしまってもOK。巾着が守ってくれるので問題ない。
爪楊枝で縫うように口を止める。残りも全部油揚げに入れていこう。
小さめの鍋に水、砂糖、みりん、しょうゆ、塩、味の素、かつお節を入れて一回沸かす。
煮汁が沸いてきたら、巾着を入れていく。半身浴のように半分ほど煮汁に浸かるくらいで並べていこう。蓋をして弱めの中火で4分煮る。巾着を反対に倒すように返して蓋をして4分、裏側も半身浴させる。火の通り具合は、鍋の大きさや火加減によって変わるので様子を見ながら煮ていこう。
記者の場合は最初に4分、反対側は3分でちょうど良い仕上がりだった。卵を油揚げの上から箸で押してみて、ぷよぷよしていなければ完成。
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■半熟卵に味が沁み沁み…
巾着をカットしてみると、半熟の卵が。煮汁をかけていただくと、油揚げにも出汁がしっかり沁みていて美味しい。小料理屋で出てきそうな上品な味。「揚げから出汁がジュワッと出る。酒に合う」とリュウジ氏も太鼓判を押す。さっと作れるのにこんなに味が沁みているとは驚きだった。
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■執筆者プロフィール
池田 かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。
「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)